まいど!タケよん!(@takeyon7)です。
新年あけましておめでとうございます。
今年は元日より酒も飲まずにブログ記事を執筆しております。
さて、年が明けると新年の目標を立てたり忙しいと思いますが、ダウの犬戦略で投資をされている方にはポートフォリオ見直しのタイミングとなります。
更にアメリカ市場は毎年1月1日のみNew Years Dayで休場日となりますが、2日3日は営業日となるので株価も動きます。
つまり米国株投資家の休みは短いのです。
前置きが長くなりましたが、2018年版のダウの犬戦略の振り返りと2019年版のダウの犬戦略銘柄の確認をしていきます。
2018年版ダウの犬戦略の成績はNYダウに勝利!
2018年版ダウの犬銘柄の平均は-0.3%の下落と若干ながらマイナスリターンに終わってしまいました。
しかし、NYダウ平均の方は更に成績が悪く-5.6%のダウンでした。
つまり2018年はダウの犬戦略の勝利という事になります。
順位 | ティッカー | 企業名 | 成績 |
1 | VZ | ベライゾン | 6.2% |
2 | IBM | IBM | -25.9% |
3 | PFE | ファイザー | 20.5% |
4 | XOM | エクソン・モービル | -18.5% |
5 | CVX | シェブロン | -13.1% |
6 | MRK | メルク | 35.8% |
7 | KO | コカ・コーラ | 3.2% |
8 | CSCO | シスコシステムズ | 13.1% |
9 | PG | プロクター&ギャンブル | 0.0% |
10 | GE | ゼネラル・エレクトリック | -56.6% |
平均 | -3.5% | ||
– | DJI | NYダウ | -5.6% |
個別の成績を見て見るとメルク(MRK)が35.8%も株価を上げて成績をけん引してくれました。
一方でGEが-56.6%と半減以下の冴えない成績となっていしまっています。
6銘柄でNYダウに勝ち、4銘柄はNYダウに負けた結果となりました。個別銘柄間でばらつきはあるもののトータルで見ると優秀な結果と言えます。
2019年版ダウの犬戦略銘柄は2銘柄の入替が発生
2019年版のダウの犬戦略銘柄は2銘柄の入れ替えがありました。
新規に採用されたのはダウ・デュポン(DWDP)とジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)です。
ダウの犬銘柄から外れたのはメルク(MRK)、ゼネラル・エレクトリック(GE)です。
メルク(MRK)は昨年の成績が良く、株価が上がった結果、配当利回りが低下し、TOP10から外れています。ゼネラル・エレクトリック(GE)はNYダウ採用銘柄からそもそも外れてしまいました。
ダウの犬戦略銘柄の一覧は下記の通りです。
順位 | ティッカー | 企業名 | 配当利回 |
1 | IBM | アイ・ビー・エム | 5.19% |
2 | XOM | エクソンモービル | 4.49% |
3 | VZ | ベライゾン・ コミュニケーションズ |
4.13% |
4 | CVX | シェブロン | 3.97% |
5 | DWDP | ダウ・デュポン | 3.29% |
6 | KO | コカ・コーラ | 3.08% |
7 | PG | プロクター・ アンド・ギャンブル |
3.03% |
8 | PFE | ファイザー | 2.93% |
9 | CSCO | シスコシステムズ | 2.77% |
10 | JNJ | ジョンソン・ エンド・ジョンソン |
2.57% |
平均 | 3.55% |
さて、結果が分かるのは1年後です。果たしてどうなるでしょうか。
ブログ後記
株価が上がれば配当利回りが下がってランキング外になると対象銘柄から外れてポートフォリオから外れて売却することで自然と利益確定ができるのがダウの犬戦略の特徴です。
また配当利回りが高い(=株価が安値)の銘柄を持つことで自然と割安銘柄への投資もしくは逆張り投資を実践できていることになります。
投資対象銘柄の選び方は置いといて、利益確定タイミングとしてはなかなか良い戦略だと思います。
利益確定はとても難しいですが、感情を挟まずに一定のルールに従って、売買できる点は大いに評価します。
ほな、また。
関連記事です。2018年版ダウの犬銘柄を調査記事です。