低コストETFのSPDRポートフォリオシリーズの米国総合債券ETF(SPAB)をチェック!

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まいど!タケよん!(@takeyon7)です。

米国債券全体への投資の場合、BNDかAGGが2大選択肢になると思っていましたが、もう一つ対抗馬となるETFがあったので調べて見ました。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの低コストETFシリーズの一つであるSPDRポートフォリオ米国総合債券ETF(SPAB)です。

楽天証券で取り扱いを始めたのが2018年7月からとわりと最近からだったので情報が少なかったので気付かなかったんですね。

本記事の結論・まとめ

  • SPABは米国の政府発行債券を中心に社債などへ1本で幅広く投資ができるETF
  • 非常に安定したチャートでポートフォリオ全体の低ボラティリティ化に貢献!
  • 毎月配当かつ安定した分配額が魅力的

SPABの特徴

超低コストです。利回りが低い債券ETFは運用コストが成績に響いてきますからこの低コストさはSPABの強みと言えます。

SPAB基本データ
投資対象国債、社債、モーゲージ・パススルー証券、
商業用モーゲージ担保証券ならびに資産担
保証券を含む、米ドル建て投資適格債券
対象
インデックス
ブルームバーグ・バークレイズ
USアグリゲート指数
配当利回り3.20%
経費率0.04%
配当月毎月
構成銘柄数4,484
設定日2007/5/23

SPABの債券種別構成比率

米国債の割合が多く、4割弱は米国債券です。モーゲージ担保証券も3割弱含まれています。

この2つは政府発行の債券となりますから66%は米国政府が発行する安全度の高い債券で構成されています。

SPAB格付け別構成比率

政府発行の債券が66%を占めていることもあり、他のAaa格の債券を含めるとAaa格付けの債券割合は72%も占めています。

なお、格付けがBaa以上のものは投資適格債券に分類されているため、SPABは投資適格債券のみで構成されていると言えます。

チャート・トータルリターン

トータルリターン比較では全米株式全体を表すVTIとの比較を行います。

VTIと比較することで債券投資の特徴であるボラティリティの低さが目立つチャートになっています。

直近1年間のトータルリターン

直近1年間のトータルリターンはVTIの7.7%に対し、SPABは-2.2%です。

金利上場が続いている分、配当は貰えるもののそれ以上に債券価格が下落しているためトータルリターンでマイナスとなっています。


ETFreplay.comより

直近3年間のトータルリターン

直近3年間のトータルリターンはVTIの37.5%に対し、SPABは2.7%です。

2015年から2016年にかけて米国での9年ぶりの利上げや、原油安などの影響でVTIは大きく株価を下げていました。

2018年に入ってから米国株価の調整が2度入っていますが、SPABは最大ドローダウンでも3%に収まっています。


ETFreplay.comより

トータルリターンで3%程度の落ち込みで済む点は魅力的です。

2007年からのトータルリターン

SPABの設定来となる2007年からのトータルリターンです。

VTIもSPABもいずれも長期的には基本的には右肩上がりの理想的なチャートです。

両者の違いはボラティリティとリターンです。ボラティリティとリターンの双方が高い株式か、いずれも低い債券か言った傾向が顕著に表れています。


ETFreplay.comより

リーマンショックもあったため、株価が回復する2013年ごろまではSPABがVTIよりトータルリターンで勝っています。

SPABの配当・増配率

過去の金利動向から毎年一定ではありませんがやや増加傾向です。2018年のグラフは2018年10~12月の3か月間を反映していないので配当が減ったかのように見えているだけです。

SPABの最近の配当額

毎月の配当額は安定しています。配当額も毎月微増しています。

これだけ配当額が安定して、しかも毎月分配があると計画が立てやすいですよね。

ブログ後記

SPDRの低コストシリーズETFらしく、かなり低コストなETFでした。2007年から運用を開始していることもあり、老舗のETFです。日本での取り扱いが最近だったので情報が少ないのが残念ですね。

ほな、また。


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