DVY(iシェアーズ好配当株式ETF)は経費率がお高めで残念!

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配当に着目した米国株式ETFと言えばバンガード社のVYMを真っ先に思い浮かべる人も多いかと思います。

しかし世界最大の運用会社のブラックロック社も高配当ETFであるDVY(iシェアーズ好配当株式ETF)を運用しています。

今回はそのDVYの解説・紹介記事です。

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DVY(iShares Select Dividend ETF)の特徴

DVYは世界最大の資産運用会社であるブラックロック社のETFです。

比較的高配当の米国株式を対象としたETFです。構成銘柄数は99銘柄とあまり多くはありません。気になる配当利回りは3.29%とそこそこ高配当です。

経費率も0.39%と競合ETFと比べると高コストですね。投資対象セクターとしてはS&P500などと比べて公共事業が多く、情報技術が少ないです。

関連記事です。高配当ETFで有名なバンガード社のVYMの紹介記事です。

構成銘柄

DVYは全99銘柄で構成されています。よく言えば選択と集中がされていると言えます。

構成比率トップは航空機・宇宙船の開発製造会社であるロッキード・マーティンです。

ティッカー 銘柄 構成比率 配当利回
LMT Lockheed Martin 3.6% 2.6%
CVX Chevron 2.3% 3.5%
ETR Entergy 2.2% 4.4%
PM Philip Morris International 2.1% 5.5%
HFC HollyFrontier 2.1% 1.9%
BAC Kimberly-Clark 1.9% 3.9%
MCD McDonald’s 1.9% 2.5%
NEE NextEra Energy 1.8% 2.7%
WEC Integrys Energy Group 1.8% 3.5%
DTE DTE Energy 1.7% 3.4%

構成銘柄全てが高配当と言うわけではなく、2%前後の「普通」の配当利回りの銘柄から4%を超える「高配当」の銘柄で構成されています。

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DVYセクター別構成比率

このETFの特徴の一つとして公共事業の比率が高いことですね。S&P500の構成比率トップは情報技術セクターで25%程です。が、DVYでは情報技術は比率最下位でわずか1.6%しかありません。

DVY

情報技術セクターは配当金を出さずに自己投資に充てて自身の企業の成長に使う傾向にあるため、必然の結果ですね。

関連記事です。連続「増配」を主眼としたETFのVIGの解説記事です。

株価・チャート

DVYのチャート(緑)と米国株式全体を表すVTIのチャート(青)とを配当込みのトータルリターンで比較していきます。

まずは直近1年間のチャートですが、VTIの成長がトータルリターン17.8%と優秀すぎるゆえにDVYのリターン11.7%が曇って見えます。

DVYチャート
ETFreplay.comより

次に直近3年間のチャートです。トータルリターンはどちらも約44%と大差がないのですが、ボラティリティで差がついています。VTIの13.1%に対し、DVYが11.4%と値動きがなだらかでVTIよりローリスクな結果となっています。

公共事業セクター比率が高いため、経済市況に左右されにくい性質を持っているためと思われます。

DVYチャート
ETFreplay.comより

最後にDVY設定来となる2003年からのチャートです。

15年にわたる長期チャートで確認をするとトータルリターンでもDVYの228.6%に対し、VTIが275.3%と成績が良いです。

ボラティリティも15年と言う長い目で見るといずれも約18%で大差がありあません。

DVYチャート
ETFreplay.comより

長期で見ると経費率0.39%と言う値がボディブローのように効いているようにも見えます。

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配当・増配率

過去の配当実績は下図のとおりです。現在の株価に対する配当利回りは3.29%です。リーマンショック以降は平均すると約8%程増配しています。

DVY配当利回り

関連記事です。同じブラックロック社ETFにはHDVと言うDVYよりも高配当なETFもあります。

まとめ

  • そこそこ高配当な99銘柄への分散投資がかのうなETF
  • 公共事業セクターが多く、比較低安定的
  • 分配金は安定して増配傾向
  • 経費率0.39が地味に痛い

関連記事です。好調なアメリカ株式市場に的を絞るとVTIと言うETFが優秀です。

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