今日は世界第2位の運用資産額を誇るバンガード社のETFの紹介です。その名もバンガード・ハイディビデンド・イールドETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)です。
気になる配当利回りは3.08%で、高配当銘柄を集めたETFです。
保有もしていないのに紹介とはおこがましいですが、次に買う米国株ETFはこのVYMにすると決めています!
宣言通り購入しました!年に4回チャリンチャリンと配当を出してくれます。高配当株は打ち出の小槌みたいですね!
特徴
VYMはFTSEハイデ ィビデンド・イールド指数への連動を目指すETFです。後述しますが2006年の設定来のパフォーマンスは年率8.2%もあります。
大型株かつ、配当利回りが市場平均以上の銘柄で構成されています。
また、経費率が0.06%とダントツに安いのが特徴です。日本国内で買える投資信託の信託報酬が安くても0.1%台後半ということを考えると、米国株ETFの信託報酬の安さは目を引きますね。
巨額の資産運用額を持つ資産運用会社だからこそ実現できる低コストなんでしょう。
構成銘柄
構成銘柄の組み入れ比率トップ10と個別銘柄ごとの配当利回りを調べて見ました。
銘柄(ティッカー) | 比率 | 配当利回 |
マイクロソフト(MSFT) | 7.04% | 1.81% |
JPモルガン・チェース・ アンド・カンパニー(JPM) |
3.99% | 2.00% |
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) | 3.50% | 2.57% |
エクソンモービル(XOM) | 3.21% | 4.05% |
ウェルズ・ファーゴ(WFC) | 2.59% | 2.92% |
インテル(INTC) | 2.32% | 2.38% |
AT&T(T) | 2.24% | 5.53% |
シスコシステムズ(CSCO) | 2.22% | 3.15% |
ファイザー(PFE) | 2.15% | 3.80% |
シェブロン(CVX) | 2.12% | 3.81% |
構成比率はマイクロソフトだけで7%を超える高比率です。個別銘柄の配当利回りではAT&T(T)が5.5%超、エクソンモービル(XOM)も4%超と高配当銘柄がずらりと並びます。
ETFに頼らず高配当銘柄に個別投資したい場合はこの中から選んでいくのもアリかもしれませんね。
株価・チャート
高配当ETFですが、値上がり益(キャピタルゲイン)も狙えるETFです。米国市場の成長に合わせて右肩上がりに株価も成長しています。
Google Financeより
パフォーマンス実績としては設定来の11年間で8.2%、直近5年間はリーマンショックを含まないため15%の好成績です。
配当
配当金の履歴です。株価が上昇しているため、配当額も年々増加しています。
リーマンショックのあった2008~2009年に少し落ち込んでいますがそこそこ安定して配当を出し続けています。
増配率は最近は0~20%と言ったところです。キャピタルゲインも狙いながらインカムゲインも狙えるハイブリッド型のETFと言えますね。
まとめ
- VYMは高配当ETF
- それでいてキャピタルゲインも狙える
- インカムゲインを増やしたい人におススメ