VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)で世界中に投資ができる!

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もう極端な話インデックス投資はVT1本だけに絞っても問題ないと言えそうです。その分浮いた時間を他のことに使いましょう。ではなぜVTだけでよいと思ったのかを解説していきます。

VTだけでアメリカを中心とした先進国への投資と成長著しい新興国への投資を同時にかつ、低い経費率で実行できることがVTだけで十分な理由です。VTについて詳しく見ていきます。

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VTとは

VTとは世界第2位の運用資産額を誇るバンガード社が運用するETFです。正式名称は「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」です。

一言で言うと世界中への投資がこのETFだけで実現できます。

理由は対象とするベンチマークにFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスを使用しており、この目標とするインデックスはアメリカを中心とした先進国各国と新興株式市場を対象としているからです。

つまり、「投資対象は世界中全て」という事になります。そのため組み入れ銘柄数も7,985本と非常に多くなっています。7,985も個別に買うのは非現実ですからこれだけ幅広く世界中に分散できるのはETFならでは魅力ですね。

それでいて経費率も0.10%と安く抑えられています。日本国内から投資が難しい国の株式も含んでいるため、0.10%は安いですね。

構成銘柄

構成銘柄数が7,985と非常に多いため、構成比率上位10銘柄を合計しても9.1%と1割にも満たしません。

実はこの構成銘柄トップ10は順位含めてVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)と全く同じです。構成比率だけが異なります。VTの9.1%に対し、VTIは17.2%でした。

ティッカー 銘柄 構成比率
APPL Apple Inc. 1.7%
MSFT Microsoft Corp. 1.2%
GOOGL Alphabet Inc. 1.2%
AMZN Amazon.com Inc. 0.9%
FB Facebook Inc. 0.8%
BRK.B Berkshire Hathaway Inc. 0.7%
JNJ Johnson & Johnson 0.7%
JPM JPMorgan Chase & Co. 0.7%
XOM Exxon Mobil Corp. 0.7%
BAC Bank of America Corp 0.5%
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国別構成比率

約半数がアメリカで52%ですね。次いで日本が2位です。

【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

こうしてみるとアメリカの比率の高さが目立ちますが、実は世界の株式市場の時価総額の比率を見ると納得の数字です。

以下は世界各国の時価総額シェアです。世界全体の45.9兆ドルに対し米国が23.4兆ドルと51.1%の割合です。このように世界各国の時価総額シェアの割合とVTでの投資対象国の割合はほぼ同じと言えます。

【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス より引用

ゆえにVT1本で世界中への分散投資、インデックス投資が実行できる優れたETFと言えます。

株価・チャート

下図はVTの設定来である2008年からチャートです(VT:緑IVV:青)。比較対象はS&P500連動ETFのIVVです。緑のVTは世界全体、青のIVV(S&P500)はアメリカの代表株500種です。

トータルリターンはIVVの155.6%に対し、VTが92.1%です。どちらも素晴らしい成績ですが、リーマンショック後のアメリカの好調を反映しているためIVVが優勢になっています。アメリカの高成長も捨てがたいけど、アメリカ以外の先進国や新興国の可能性にも投資したい場合にはVTは良い選択肢となりそうです。

【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
ETFreplay.comより

次は直近3年間の比較チャートです(VT:緑IVV:青)。全体的にIVVの方が優勢ですが、ここ2年間は両ETFの差は縮まりも開きもしていないです。

3年間のリターンはVT(緑)が27.6%、IVV(青)が38.2%です。

【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
ETFreplay.comより

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配当・増配率

過去の配当実績は下図のとおりです。現在の株価に対する配当利回りは2.07%です。ここ5年間は配当金は横ばいです。

【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

VTだけで良いと書いた理由

理由は大きく2点です。

  • VT1本で世界中の株式への分散投資が可能
  • これだけ分散できる投信なのに0.10%と十分に安い経費率

前途の通りVTだけでアメリカ株式市場や日本を含む先進国各国、更には新興国株式までの投資がVTIだけ可能である点。投資手段を一つに集約することで時間と手間を省力化し、他の事に時間を使うことができる。これは大きなメリットです。

また経費率も十分に安く0.10%です。

ただ、注意点としては手数料負けしないためにも1度の買付額が1,112ドル以上としたいところです。特定口座の場合、約定代金の0.45%(最低5ドル)必要なことから高額な手数料率を避けるためにも1回の取引き額は1,112ドルと覚えておくとよいです。

まとめ

  • VT一本で全世界株式への分散投資が可能なETF
  • 経費率も0.10%と十分安い

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