【BND】利上げ局面に仕込んで毎月配当の米国債券ETFで年金作り

まいど!タケよん!(@takeyon7)です。

昨今の米国は利上げ局面で10年国債利回りが3%に達しようかと言う状況です。

そうなるとリスクを取って株式投資で6~8%のリターンを目指すのもいいですが、リスクを抑えて債券市場で3%のリターンを目指すのも有効な選択肢になります。

リーマンショック以降、好調すぎる米国株式市場に乗っかるのもいいですが、漠然とした次の○○ショックに対する不安への備えとしてバンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)がうまく使えそうなので紹介します。

実際に2018年12月上旬にアメリカ株式は16%程下落していましたがBNDは+0.9%の微増とポートフォリオ全体のボラティリティを緩和してくれる緩衝材のような役割を果たしてくれました。

バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)とは

投資対象が米国の投資適格債券のETFです。米国株式市場に上場しているため購入のハードルが低く、かつ換金性に優れています。

BND基本データ
投資対象米国の投資適格債券
対象インデックスブルームバーグ・バークレイズ
米国総合浮動調整インデックス
配当利回り2.80%(2018/12/27時点)
経費率0.05%
設定日2007/4/3

経費率もバンガードのETFらしく0.05%と格安です。

格付別構成比率

ETFの6割強が米国債で構成されています。米国債と格付けA以上の債券で85%以上を構成する、低リスクなETFとなっています。

格付構成比
米国政府64.10%
Aaa5.80%
Aa3.40%
A12.10%
Baa14.60%
Baa未満0.00%

株価・チャート/トータルリターン

設定来の株価チャートと配当金込みのトータルリターンの2種類のチャートを見ていきます。

特に配当金込みのトータルリターンを見ることで資産がどのように増えていくかを見ることができます。

トータルリターンでは米国短期債券ETF(BSV)、中期債券ETF(BIV)、長期債券ETF(BLV)との比較をすることで残存期間による差によってリターンとボラティリティがどの程度変化するのかを見ていきます。

BND株価チャート(設定来)

設定来となる2007年からのチャートです。ここ10年は75ドル~85ドルの間の狭いレンジの中に納まっています。

基本は何も判断を入れずに定期的に買い付けをするのが硬いですが、80ドルを割っているタイミングでは積極的に買いに行って良いと思います。

保有している間は2.5%前後の分配金を受け取り続ける事ができます。

次からは配当込みのトータルリターンのチャートを示していきます。

BNDトータルリターン(直近1年間)

直近1年間のチャート比較です。BND(緑)は中期債券ETF(黄)に近いグラフです。

微々たる差ですが、中期債券ETF(黄)よりもリターンが良く低ボラティリティです。

直近1年では短期債券ETF(青)のみが唯一のプラスリターンです。


ETFreplay.comより

BNDトータルリターン(直近3年間)

3年間のチャートです。直近3年では長期債券ETF(黒)のリターンが目立ちますが、ボラティリティも高いです。

一方で総合債券ETFのBND(緑)は中期債券ETF(黄)に似たトータルリターンですが、ボラティリティは中期債券ETF(黄)よりも0.7%程良好です。

ETFreplay.comより

BNDトータルリターン(設定来)

比較対象のBNDが設定された2007年からのチャートです。

特筆すべきはリーマンショック時にもBNDは値崩れせず、抜群の安定感を見せています。

債券ETFでも長期で見ると3.8%ものリターンを得つつ、低ボラティリティでポートフォリオの緩衝材としても機能してもらえる優秀な投資先と言えます。

ETFreplay.comより

BNDへ投資するメリットはこの安定感ありますね。株式ETF程の大きなリターンこそ望めませんが、不況に陥った時も資産価値の下落を食い止めてくれる存在となります。

分配・配当の推移

配当額は毎年2ドル前後と非常に安定しています。

また、BNDは毎月配当で配当額もバラつきが無く、安定している事から自分年金づくりのような安定した配当を受け取りたい方に向くETFです。

直近の株価に対する配当利回りは2.80%となっています。

まとめ

  • BNDは国債を中心とした米国の安全な債券に投資するETF
  • 値動きは非常にマイルドで低ボラティリティなチャート
  • 配当支払いも非常に安定しているため自分年金作りに適している

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