【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETFってどんなETF?

まいど!タケよん!(@takeyon7)です。

発展途上の新興国には今後の成長は期待感があり、その恩恵にあやかりたいところです。そんな新興国への投資には米国株式市場に上場するVWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)と言うETFが有利です。

新興国株式への直接投資は難しいですが、このVWOは米国株式市場に上場しているため、米国株式と同じルール、手数料で購入が可能です。

今回はバンガード社のVWOについて調べて見ました。

本記事の結論・まとめ

  • VWOだけで新興国各国に低コストで投資できる優秀なETF
  • 投資が難しい新興国なのに経費率は0.14%と優秀
  • 構成銘柄が約5,000銘柄と高い分散効果が期待できる

VWOの特徴

VWOとは世界第2位の運用資産額を誇るバンガード社が運用するETFです。正式名称は「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF」です。

目標とするベンチマークはFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックスです。このインデックスは中国、ブラジル、ロシア、インド、台湾、南アフリカと言った新興国各国を含みます。

VWO基本データ
投資対象ブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、
南アフリカなど全世界の新興国市場。
対象インデックスFTSEエマージング・ マーケッツ・オール
キャップ (含む中国A株)・ インデックス
配当利回り2.66%
経費率0.14%
配当月毎月
構成銘柄数4,660
設定日2005/3/4

そのため、新興国各国中への投資がこのETFだけで実現できます。

気になる経費率は0.14%です。バンガード社の他のETF(VT0.04%、VOO0.04%、VTI0.1%)と比較すると割高に見えますが、投資対象が新興国です。日本から直接現地の個別銘柄を買おうとするともっと高い手数料が取られます。

国別構成比率

投資対象を国別に見てみます。中国が約3割ですね。次いで台湾、インドと続いています。

構成比
中国32.6%
台湾14.4%
インド11.8%
南アフリカ7.9%
ブラジル7.7%
タイ3.8%
ロシア3.6%
マレーシア3.3%
メキシコ3.3%
インドネシア2.4%

今後長い目で見た場合の期待国でもある、インドや南アフリカ、インドネシアも含まれているのが嬉しいところですね。

構成銘柄

VWOは全4,734銘柄で構成されています。値動き荒い新興国株式ですがこれだけ分散されていると特定の銘柄の値動きに左右されることはなくなります。

1位は中国のゲーム事業などを行うテンセントですね。2位は台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングと言う半導体の製造などを行う企業です。

銘柄構成比率
Tencent Holdings Ltd.5.1%中国
Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd.3.4%台湾
Naspers Ltd.2.2%南アフリカ
Alibaba Group Holding Ltd.1.7%中国
China Construction Bank Corp.1.5%中国
Industrial & Commercial Bank of China Ltd.1.2%中国
Ping An Insurance Group Co. of China Ltd.1.1%中国
China Mobile Ltd.1.0%中国
Hon Hai Precision Industry Co. Ltd.0.9%中国
Reliance Industries Ltd.0.8%インド

3位は南アフリカでネット広告や楽天のようなネットショッピングサイトを運営するナスパーズです。それ以下9位まで中国企業が続いています。10位にインドのリライアンス・インダストリーズと言う石油、ガスなどの天然資源開発や重化学工業製品事業を行う企業ですね。

株価・チャート

直近3年間のチャートです。VWO(緑)の比較対象としてS&P500連動ETFのIVV(青)を並べています。ここ3年ではIVVの方がパフォーマンスが良いですね。

トータルリターンはIVVの38.2%に対し、VWOは15.0%です。倍ほどリターンに差が出てしまっています。


ETFreplay.comより

次にVWOの設定来である2005年からのチャートです。同じくIVVとの比較です。ボラティリティが高いのが一目瞭然ですね。リーマンショック前の上げ方、ショック後の下げ、その後の急回復と激しい値動きをしています。

トータルリターンは約13年間でIVVの191.6%に対し、VWOは150.5%です。


ETFreplay.comより

それにしてもリーマンショックからの立ち直りは新興国の方が早かったんですね。しかしIVVがとっくに最高値を更新し続けているのに対してVWOは2017年末にやっと最高値の更新となっていることは知っておきましょう。

配当・増配率

過去の配当実績は下図のとおりです。現在の株価に対する配当利回りは2.66%です。17年度は持ち直していますが一昨年までは減配傾向でした。

新興国株式ETFではあまり分配金に期待して買うようなETFではありませんが、今日現在の利回りはVT(2.07%)やVTI(1.68%)、IVV(1.78%)よりもVWO(2.33%)の方が高利回りとなっています。

ほな、また。


関連記事です。好調なアメリカ株式市場に的を絞るとVTIと言うETFが優秀です。

米国株デビューで迷ったら、15万円分くらいのVTIを買うのが正解
米国株デビューをしたいけど、何から買えばいいか分からなければ、とりあえず15万円程度のVTIを買うのが正解です。理由は後述します。 他の著名米国株ブロガーのブログを読んで勉強したが、高配当な個別銘柄とかバフェット銘柄とかS&P500連動ETFとか良さそうな投資対象が多岐に渡り、何から始...

コメント