楽天VTと本家VTの購入方法でお得なのはどっちか検証したよ!

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米国株投資の王道とも言えるVTですが、2017年の9月に楽天投信顧問より100円からVTが買える投資信託が発売されています。いずれの投資方法もメリット・デメリットがあるので様々な条件でどっちがお得なのかを比較してみました。
購入時手数料が不要だけど信託報酬は本家より少し高い楽天VTこと楽天・全世界株式インデックス・ファンドと、信託報酬は安いけど、購入時、売却時に為替手数料や取引手数料が必要な本家VTことバンガード・トータル・ワールド・ストックETFとの比較です。

※当記事内に出てくる手数料は楽天証券のものを使用しています。

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楽天VT(楽天・全世界株式インデックス・ファンド)の必要コスト

シンプルかつ低コストです。購入、解約は手数料不要で運用期間中は0.2396%の信託報酬が必要となります。

  • 購入時手数料 :なし
  • 信託報酬   :0.2396%(税込)
  • 信託財産留保額:なし

本家VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)の必要コスト

米国株式市場に上場するETFのため、少しややこしいです。購入時手数料を抑えるためには1,111ドル以上購入する必要(1,111ドル×0.486%=5.4ドル)があります。

また購入時と売却時にドル転・円転する場合には25銭ずつ必要となります。ただし、保有期間中に必要な信託報酬は0.10%と楽天VTの半額以下です。

  • 取引手数料:約定代金の0.486%(税込)(最低5.4ドル、上限21.6ドル)
  • 信託報酬 :0.10%
  • 為替手数料:25銭(片道)

取引手数料はNISA口座の場合、全額キャッシュバックされます(売却時はキャッシュバック対象外)。
キャッシュバック額は雑所得扱いになるため、ソーシャルレンディングや仮想通貨での所得がある場合は注意が必要です。

楽天VTと本家VTの比較調査①

調査条件①

前提条件は以下とします。計算しやすく(理解しやすく)するために簡素化しています。

条件 内容
投資金額 毎年年間50万円(25万×2)
取引口座 特定口座
為替レート 110円固定
VT成長率 7%
配当再投資 する

投資金額は毎年25万円×2です。米国株買い付け手数料は毎年22ドル必要(11ドル×2回)となるパターンとなり、手数料が一番高いパターンですね。

比較結果①

本家VTの配当金にはアメリカの源泉徴収10%が引かれますが、外国税額控除によって全額取り戻す計算としています。この辺りは所得額によって全額取り戻せない場合もありますがご了承ください。
初年度は購入手数料、売却手数料が多く必要な本家VTの方が損です。積み立て投資想定のため、元本が多くなる分、7年目が損の幅が大きく本家VTの方が2万円も損になります。
損益分解点は13年目になります。

なお、毎年50万円の投資を年7%弱で複利運用すると14年目に1,000万円の資産ができます(投資資金の総額は700万円)。

楽天VTと本家VTの比較調査②

調査条件②

他のパターンも考えてみます。前提条件は以下とします。変わったのは投資金額のみですね。あまり良くない投資スタイルですが比較のために一括投資パターンで検証してみます。

条件 内容
投資金額 1年目に100万円分一括購入
取引口座 特定口座
為替レート 110円固定
VT成長率 7%
配当再投資 する

米国株買い付け手数料は21.6ドルかかるパターンで手数料率は0.24%まで下がる手数料効率が良いパターンです。

比較結果②

運用年数の短いうちは購入手数料、売却手数料で43.2ドル必要かつ為替差損があるため、低信託報酬の恩恵を受けることができません。
損益分解点は8年目になります。なお7%複利の恩恵を受けて、8年目には評価額は投資資金の1.8倍の180万円になる計算です。

ちなみに投資資金が一括500万円の場合、手数料率が更に効率的になる分、損益分解点は5年目まで早まります。

まとめ

  • 米国株買い付け手数料が最大のネック
  • 少額での積立投資の場合、本家VTなら長期運用の覚悟を持とう!
  • 楽天証券でNISA口座なら米国株買付手数料が無料(キャッシュバック)を有効活用すべし!

今回は特定口座と言う設定で計算しましたが、NISA口座の場合、米国株買付手数料がキャッシュバックされます。その場合、ネックとなる米国株買付手数料を実質無料にすることができるため、損益分解点を更に早めることができます。

関連記事です。今回比較した本家VTの紹介記事です。

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もう極端な話インデックス投資はVT1本だけに絞っても問題ないと言えそうです。その分浮いた時間を他のことに使いましょう。ではなぜVTだけでよいと思ったのかを解説していきます。 VTだけでアメリカを中心とした先進国への投資と成長著しい新興国への投資を同時にかつ、低い経費率で実行できることがVTだけで十分...
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