【XLRE】不動産セレクト・セクターSPDRファンドは大型REITへの投資に好適

この記事は約5分で読めます。

まいど!タケよん!(@takeyon7)です。

日本の証券会社から購入可能な米国不動産ETFは数が限られていますがその中の一つであるXLREについて調べて見ました。

本記事の結論・まとめ

  • XLREひとつで米国の有名REITにまとめて投資が可能
  • 配当利回りは3.35%と株式や債券よりも高利回り
  • 構成銘柄は32銘柄と少なく、上位銘柄への集中度合いには留意したい

XLREの特徴

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)が運用するETFです。主な投資対象はS&P500に採用されている米国のREITです。

 

SSGAではS&P500を構成する11セクターそれぞれのセクター特化型ETFとなるセレクト・セクターSPDRファンド・シリーズがありますがXLREはそのうちの一つです。

 

連動目標とするインデックスはS&P不動産セレクト・セクター指数を採用しています。この指数はS&P500指数の採用銘柄でのうち、不動産セクターに分類される銘柄で構成されています。

 

配当利回りは3.35%です。日本のREITの平均分配金利回りは3.99%なので実は米国REITの方が利回りで言うと低いことになります。これは意外ですね。

 

またXLREの信託報酬は0.13%低水準のコストと好感が持てます。

不動産セレクト・セクターSPDRファンド(XLRE)
XLRE基本データ
投資対象S&P500指数の採用銘柄でのうち、
不動産セクターに分類される銘柄。
対象
インデックス
S&P不動産セレクト・セクター指数
配当利回り3.35%
信託報酬0.13%
配当月四半期毎(3,6,9,12月)
構成銘柄数32
設定日2015/10/7

XLREの構成銘柄

XLREは全32銘柄で構成されており、その上位10銘柄がこちらです。対象インデックスは時価総額での加重平均型のため、構成銘柄上位に偏りがあり、上位10銘柄だけで57%と過半数を占めています。

 

構成銘柄ごとの配当利回りには偏りがあります。J-REITの場合は少なくとも3%近くの利回りがあるのに対し、米国REITでは構成比率1位のAMTのように1%台のREITがあるなど、配当利回りに関して言えばバラバラです。

ティッカー銘柄構成比率配当利回
AMTAmerican Tower Corporation11.12%1.89%
SPGSimon Property Group Inc.8.06%4.47%
CCICrown Castle International Corp7.08%3.75%
PLDPrologis Inc.6.40%2.70%
EQIXEquinix Inc.4.90%2.34%
PSAPublic Storage4.30%3.85%
WELLWelltower Inc.4.00%4.48%
EQREquity Residential3.89%2.95%
AVBAvalonBay Communities Inc.3.87%3.10%
DLRDigital Realty Trust Inc.3.43%3.51%

XLREの業種別構成比率

チャート・トータルリターン

XLREの設定来チャートです。と言っても2015年設定と比較的新しいETFです。

 

大体30ドル~35ドルの間でのボックス相場で価格を形成しています。現在は35ドル付近とボックスの上限付近です。ここを上抜けるかがポイントになりそうです。

直近1年間の配当金込みチャート

直近1年間のリターンをVTIと比較してみました。不動産と株式の比較の格好ですね。直近1年間ではVTI(株式全体)の5.7%と比較してもXLRE(不動産)が22.1%と大きく上げています。2018年は株式が不調だっただけに大きな差が表れています。


ETFreplay.comより

設定来からの配当金込みチャート

設定来となる2015年後半からのチャートです。年間平均成長率ではXLRE(不動産)はVTI(株式全体)よりも成績が悪く、年間平均成長率は8.4%です。


ETFreplay.comより

XLREの配当・増配率

XLREの年間配当額の推移

過去の配当実績は下図のとおりですが、2015年後半設定のETFですのでデータが少ないです。ざっくり年間1ドル強の配当があると考えておけば良さそうです。

XLREの最近の配当履歴

四半期ごとに配当がありますが毎回0.2ドル~0.4ドルの配当支払いがあります。どのETFにも言えますが傾向としては12月の配当金が多くなっています。

ブログ後記

株式クラス、債券クラスだけでなく不動産クラスも持つべきか検討中です。経費率0.13%は魅力ですが構成銘柄の少なさ、上位銘柄への集中度合いが気になりますね。


関連記事です。全世界の株式市場の過半数を超えるアメリカ株式市場全体に投資する優秀なETFがVTIです。

米国株デビューで迷ったら、15万円分くらいのVTIを買うのが正解
米国株デビューをしたいけど、何から買えばいいか分からなければ、とりあえず15万円程度のVTIを買うのが正解です。理由は後述します。 他の著名米国株ブロガーのブログを読んで勉強したが、高配当な個別銘柄とかバフェット銘柄とかS&P500連動ETFとか良さそうな投資対象が多岐に渡り、何から始...

高ボラティリティのETFと組み合わせて持ちたいのは低ボラティリティの債券ETFです。

【BND】利上げ局面に仕込んで毎月配当の米国債券ETFで年金作り
リスクを抑えて債券市場で3%のリターンを目指すのも有効な選択肢なのが総合債券ETFです。 そこそこのリターンを得ながら低ボラティリティなバンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)を紹介します。 実際に2018年12月上旬にアメリカ株式は16%程下落していましたがBNDは+0.9%の微増とポートフォリオ全体のボラティリティを緩和してくれる緩衝材のような役割を果たしてくれました。

コメント