【SPYD】SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETFはREITが多めのETF

まいど!タケよん!(@takeyon7)です。

米国株ETFへ投資するとなった時にバフェット様の言う通りにS&P500に投資をするのが良いのかシーゲル様の教えの通りに高配当株に投資し、配当を再投資に回すのが良いのか迷いますよね。

 

ならばS&P500に採用されている銘柄で高配当なものにだけ投資すればいいんじゃね?と安易な発想で生まれたかどうかは知りませんが、そんな考えを持つあなたに相応しいSPYDと言うETFを見つけたので紹介します。

 

そのETFとはSPDRポートフォリオ S&P 500高配当株式ETF(ティッカーシンボル:SPYD)と言うETFです。2015年に運用が開始され、2018年7月より国内のネット証券3社(楽天、SBI、マネックス)でも取り扱いが開始されています。

本記事の結論・まとめ

  • SPYDはS&P500の中でも高配当な80銘柄に投資対象を絞ったETF
  • 配当利回りがVYMなどの他の高配当ETFよりも高い
  • アップル、Amazon、グーグルなど情報技術セクター銘柄の比率が少なく、不動産(REIT)が多い
  • 保有割合は大型株も小型株も均等(時価総額加重平均型ではなく均等加重平均指数)
  • 最近は情報技術セクターので高成長な銘柄の活躍でSPYDよりSPYの方が好成績

SPYDの特徴

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)が運用するETFです。投資対象はS&P500指数に採用される米国大型株のうち配当支払い上位80銘柄が対象です。この80銘柄に均等に投資する均等加重平均指数であるS&P500高配当指数が目標インデックスです。

 

そのため約80銘柄への分散ですが、特定の銘柄へ依存せず均等に影響を受けるのが特徴です。ちなみにS&P500は時価総額加重平均型株価指数ですのでAppleやマイクロソフト、アマゾンの影響度が相対的に大きくなります。

 

同社ではもともとSPYと言う25年の歴史を持つS&P500連動ETFを運用していたので、その派生ETFとも言えるでしょう。SPYD自体の誕生は比較的新しく2015年から運用が開始されています。

SPDRポートフォリオ S&P 500高配当株式ETF(SPYD)
SPYD基本データ
投資対象S&P500指数に採用される米国大型株
のうち配当支払い上位80銘柄
対象インデックスS&P500高配当指数
配当利回り5.18%(2019/3/17時点)
経費率0.07%
配当月半期毎(6,12月)
構成銘柄数81
設定日2015/10/21

VYM(3.26%)HDV(3.58%)など高配当ETFはいくつかありますが、中でもSPYDは配当利回りが4.53%と、とりわけ高配当です。

SPYDの構成銘柄

SPYDは全81銘柄(80銘柄では無いんですね)で構成されていますが、その上位10銘柄がこちらです。

対象インデックスは均等加重平均指数ですが構成比率は全く同じではなく、上位は1.5%台、最下位(79位)は0.9%未満です。とはいえ上位下位の差が少なく、満遍なく投資している点が特徴です。

ティッカー銘柄構成比率配当利回
COTYコティ1.86%4.59%
MOアルトリア1.54%5.64%
XRXゼロックス1.54%3.16%
PMフィリップモリス1.48%5.02%
HBIHanesbrands Inc.1.43%3.40%
WDCウェスタン・デジタル1.40%4.16%
EIXエジソン・インターナショナル1.37%3.83%
ETNイートン・コーポレーション1.36%3.52%
STXシーゲイト・テクノロジー1.36%5.29%
AESAES1.35%2.98%

高配当銘柄が名を連ねています。

SPYDのセクター別構成比率

SPYとの明確な差はこのセクター別構成比率に現れています。特に高利回りとなる不動産(REIT)を多く含んでいる点が最大の違いです。

S&P500のセクター別比率と比較して高配当な不動産(REIT)や一般消費財や公共事業が多く、逆に情報技術、ヘルスケアが少ないと言った特徴があります。

今のS&P500をリードしてきたアップルやフェイスブック、アマゾンが軒並み投資対象外としている点で好みが分かれると思います。

チャート・トータルリターン

設定来からのSPYDの株価チャートです。比較対象として同時期のSPYを表示させています。SPYDは5%超の配当利回りを出しつつも株価自体も値上がりしており、配当と値上がり益の両方が狙えるETFと言えます。

ただ、値上がり幅だけを見るとSPYの26.68%よりは控えめな18.72%です。値上がり益を重視するか配当にも重きを置くかがポイントとなりそうです。

ただ、配当に関しては受け取り時点で税金がかかるので配当再投資でトータルリターンを狙うのであればSPYの方が理にかなっています。

チャート、トータルリターン比較ではS&P500指数連動ETFであるSPYとの比較をしてみました。

S&P500採用銘柄全体とS&P500採用の高配当銘柄の比較です。

直近1年間のトータルリターン

直近1年間のトータルリターンはSPYの-5.0%に対し、SPYDは-2.0%です。配当の高さが下支えしている点と、2018年の年間成績では株式程不動産は下落しなかったため保有銘柄上位に占めるREITの割合が高い点に起因した結果と思われます。


ETFreplay.comより

2015年からのトータルリターン

SPYDの設定来となる2015年からのトータルリターンです。ここ3年の前半戦は高配当のSPYDの方が成績が良く、後半戦はS&P500全体の方が好成績を残しています。ただ、トータルで見るとSPYの年間成長率10.8%に対し、SPYDは10.1%とわずかながら劣後してしまっています。

 

それでも年間平均で10%超の成長率は素晴らしい成績です。


ETFreplay.comより

配当・増配率

過去の配当実績は下図のとおりです。現在(2019/3/17)の株価に対する配当利回りは5.18%です。

半年毎の配当で配当額は若干の増配傾向です。

配当額が安定しているため、インカム収入が読みやすいのも良いですね。

ブログ後記

SPYとの比較では甲乙つけがたい結果となってしまいました。そしてそのSPYはVTIに劣後しています。

今のところタケよん!の投資最適解はVTIという事になります。高い配当利回りは魅力ですけどね。

ほな、また。


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