NYダウ平均株価 VS S&P500 パフォーマンス対決

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NYダウ平均株価とS&P500ってどっちがパフォーマンス良いの?米国株へ投資するにしても期待値の高い方に投資したいですよね!

という事で、米国株式市場の2大株価指数であるNYダウ平均株価とS&P500で比較してみました。

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NYダウ平均株価とは

一言でいうとアメリカ株式市場での優良株30選です。アメリカ版日経平均のようなメジャーな指数です。

日経平均の225銘柄に対し、NYダウ平均株価は30銘柄と厳選されているのが特徴です。

日経平均とのもう一つの違いは日経平均は全て東証一部上場企業に対し、NYダウ平均株価はベンチャー企業向けの株式市場であるNASDAQに上場している企業も含まれます。

指数の算出方法は平均株価であるため、値嵩株の影響を受けやすい指数となります。

NASDAQ市場がベンチャー企業向け市場とは言っても、そのうちNYダウ平均株価に採用されている銘柄はアップル(APPL)やマイクロソフト(MSFT)、インテル(INTC)、シスコ・システムズ(CSCO)のような超大企業ばかりが並びます。

また、ニューヨーク証券取引所に上場している企業からはJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)、エクソン・モービル(XOM)、ウォルマート・ストアズ(WMT)などが採用されています。

S&P500とは

こちらは数字が表しているようにアメリカを代表する各業種の優良企業500銘柄から成る指数です。

指数の算出方法は、時価総額加重平均型株価指数であるため、時価総額の大きな銘柄の影響を受けやすい特徴があります。

NYダウ平均株価と業種別の構成比率を比較すると、S&P500の方が情報技術関連の割合が高くなっています。

なお、NYダウ平均株価に採用されている銘柄30種は全てS&P500にも組み入れられています

過去のリターン比較

過去の比較結果は下図のとおりです。最長はの図は1978年からの比較となります。

1978年からの40年ではNYダウの方がパフォーマンスが良いです。S&P500比で6.9%のアウトパフォームなので大きな差ではないでしょう。

暴落時も同様の値動きをしています。

次は5年チャートです。

2014年から2017年ごろにかけてはS&P500がNYダウよりもパフォーマンスが良かったことが分かります。ただし、一時的なもので現在はそれほど差が出ていません。

最後は1年チャートです。

ここ1年ではNYダウがS&P500に勝っていますね。特に2017年後半からの差が開いています。

直近1年間のチャートではNYダウ平均株価の方が4%ほどS&P500に勝っている結果となりましたが、中長期である5年前からの比較ではS&P500のほうが5年間で4%ほど勝っている結果でした。なお、40年と言う超長期で見た場合は206%程度、NYダウ平均株価の方が成長したという結果になりました。

ですが、どちらも相関性のあるチャートになっており、長期で見た場合に、過去のパフォーマンスではそこまで大きな差が出ていません

大差がない場合、よりリスク分散効果のあるS&P500を選択するのも良いですね。

米国株式指数へ連動する商品の種類

上記の結果より大差はないため、長期投資戦略を考える際はコスト面でメリットのある商品を選択すればよいと思います。

なお、コスト差が無い場合は先にも書いたようにリスク分散効果の期待できるS&P500連動タイプを選択するといいですね。

今回はNYダウ平均株価、S&P500へ連動する商品も調べて見ました。メジャーな指数だけあって、米国株ETF投資信託東証上場のETFと投資手段の幅も広いです。

米国株式ETF(カッコ内は信託報酬)

楽天証券で購入可能なNYダウ連動ETFはDIAしかありません。しかも経費率が0.15%と、他のS&P500連動ETFと比較すると高く、投資するメリットが見出せません。

S&P500連動タイプの場合VOOが0.04%と最安ですね。

(DIA)SPDR ダウ工業株平均 ETF(0.15%)

(IVV)iシェアーズ S&P 500 ETF(0.05%)

(SPY)SPDR S&P 500 ETF(0.09%)

(VOO)バンガード・S&P 500 ETF(0.04%)

投資信託(カッコ内は信託報酬)

投資信託は信託報酬がどれも0.243%で並んでいます。

たわらノーロード NYダウ(0.243%)

iFree S&P500インデックス(0.243%)

iFree NWダウ・インデックス(0.243%)

東証上場ETF(カッコ内は信託報酬)

日本国内の上場投信でも米国株式指数連動商品があります。S&P500連動型ETFですが[1557]の信託報酬の低さが目立ちます。

[1546]NFダウ・ジョーンズ工業株30(0.45%)

[1547]上場米国株式S&P500(0.16%)

[1557]SPDR S&P 500(0.0945%)

[1679]NYダウ・インデックス上場投信(0.15%)

関連記事です。前回は日本の2大株式指数を比較しています。

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