【TUR】iシェアーズMSCIトルコETFの紹介!超高金利通貨国は高配当?

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まいど!タケよん!(@takeyon7)です。

少し前のトルコリラショックの時にFXで痛い目を見たのは誰ですか?私です。

さて、今回はそんな新興国で高金利通貨を有するトルコ株式を投資対象としたETFの紹介です。

通貨安は置いといて政策金利が24%(2018/9/18時点)とぶっ飛んだ数字です。

トルコ株式への直接投資はできませんから、投資信託や米国株式市場に上場するETFでの投資がトルコ株式市場への投資方法となります。

トルコ自体はGDP成長率が7.42%(2017年)と世界平均3.15%(2017)の倍以上の数字です。

本記事の結論・まとめ

  • TURはトルコ株65銘柄から成るETF
  • 構成銘柄は偏りがあり、上位8銘柄だけで50%超
  • トータルリターンはVWOを上回る年もあったが、最近は通貨安のせいで大低迷中
  • 配当は6月度に集中する傾向あり

TURの特徴

TURはブラックロック社が運用するiシェアーズシリーズのETFとなります。

連動目標となる指数はMSCI トルコ・インベスタブル・マーケット・インデックスでトルコ株式市場全体を表した指数となります。

ただし構成銘柄数は65と少な目です。

iシェアーズMSCIトルコETF(TUR)
TUR基本データ
投資対象トルコ株式市場全体(時価総額の99%をカバー)
対象インデックスMSCI トルコ・インベスタブル・マーケット・インデックス
配当利回り4.82%
経費率0.62%
配当月半期(6,12月)
構成銘柄数65
設定日2008/3/26

新興国であるトルコに0.62%の経費率で投資できるのは素晴らしいですね。

投資信託でトルコに投資しようとすると「UBPトルコ株式ファンド」や「トルコ株式オープン」などがありますが、どちらも信託報酬で2%弱も差っ引かれてしまいます。

TURの構成銘柄

TURは全65銘柄で構成されています。そして組み入れ比率上位は高比率で組み込まれており、上位8銘柄だけでETF全体の50%以上を占めています

ティッカー銘柄構成比率配当利回
BIMASBIM BIRLESIK MAGAZALAR A7.57%2.51%
TUPRSTURKIYE PETROL RAFINERILERI A7.55%10.19%
EREGLEREGLI DEMIR VE CELIK FABRIKALARI7.35%7.64%
GARANTURKIYE GARANTI BANKASI A6.62%6.57%
AKBNKAKBANK A5.84%6.83%
TCELLTURKCELL ILETISIM HIZMETLERI A5.77%9.20%
KCHOLKOC HOLDING A5.63%2.13%
THYAOTURK HAVA YOLLARI AO A4.67%0.00%
ASELSASELSAN ELEKTRONIK SANAYI VE TICAR4.16%0.28%
SAHOLHACI OMER SABANCI HOLDING A2.98%4.24%

構成比率1位のBIMASは1995年創業の小売業で5,000店舗以上をトルコ国内、モロッコ、エジプトでフランチャイズ展開をしている企業です。

トルコ国内のどこに行ってもBIMと言う看板を掲げたスーパーマーケットを見ることができます。

同2位のTUPRSはトルコ唯一の石油精製を行う企業で石油製品の輸出なども手掛けています。

TURのセクター別構成比率

新興国らしく金融セクターの割合が多いです。金融と資本財セクターで約半数を占めています。

チャート・トータルリターン

直近1年間、3年、設定来からのトータルリターンを新興国ETFであるVWOと比較していきます。

最近の通貨安の影響が気になりますね。

直近1年間のトータルリターン

トータルリターンはVWOも−8.1%とマイナス成長ですが、TURはさらにひどく-51.2%です。

チャートはドル建てですが最近の通貨安が大きく影響しています。


ETFreplay.comより

直近3年間のトータルリターン

次は3年間での比較です。2017年の途中までは新興国ETFと似たようなレンジでの推移となっていましたが、2018年の成績からがひどい有様です。

VWOはプラス成長に対し、TURは大幅なマイナス成長です。


ETFreplay.comより

2001年からのトータルリターン

最後にTURの設定来となる2008年からのチャートです。

リーマンショック後の回復ぶりはVWOを上回る良好な結果を残しています。

しかし、最近の通貨安が響き、最終的には設定来でマイナス42.6%と散々な結果に終わっています。


ETFreplay.comより

ボラティリティが高いので長期投資向きとは言えません。

配当・増配率

過去の配当実績は下図のとおりです。現在(2018.9.19)の株価に対する配当利回りは4.82%です。

配当額はリーマンショック後は増減はあるものの横ばいと言えます。

半期ごとの配当は6月に集中する傾向があります。

6月度に配当が集中するクセのあるETFと言えます。

ブログ後記

政策金利が高いからと言って、株式配当はそこまで高くはありませんでした。通貨安のせいで逆張り的には仕込みたい衝動にかられますが、長期投資に向かないのとボラティリティが高すぎるためにリスクがリターンに見合わないと判断しています。

ほな、また。


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