まいど!タケよん!(@takeyon7)です。
ダウの犬戦略と言う作戦をご存知でしょうか。
とあるルールに従ってポートフォリオを構築するだけで好成績を残せますよーって言う有名な?戦略です。
ダウの犬戦略の投資ルール
- 12月31日にダウ平均株価指数の配当利回り上位10社に投資する。
- 翌年の12月31日にポートフォリオをその時のダウ平均株価指数の配当利回り10社に入れ替える
- 以降毎年、項番2.を続ける。
単純ですね。12月31日時点の高配当10社を1年間持ち続けるだけです。それだけで良好なパフォーマンスを得られますと言うヤツです。
2018年版ダウの犬銘柄はこの10社!
優良企業がずらりと並びます。
単純平均で配当利回りは3.46%あります。
順位 | ティッカー | 企業名 | 配当利回 |
1 | VZ | ベライゾン | 4.5% |
2 | IBM | IBM | 3.9% |
3 | PFE | ファイザー | 3.8% |
4 | XOM | エクソン・モービル | 3.7% |
5 | CVX | シェブロン | 3.4% |
6 | MRK | メルク | 3.4% |
7 | KO | コカ・コーラ | 3.2% |
8 | CSCO | シスコシステムズ | 3.0% |
9 | PG | プロクター&ギャンブル | 3.0% |
10 | GE | ゼネラル・エレクトリック | 2.7% |
2018年のダウの犬銘柄の成績(2018/11/20時点)
2018年も残すところ1か月と少しになりました。
現時点でのダウの犬銘柄の成績を調べて見ました。
結論から言うとダウ平均株価の成績+0.8%に対して10銘柄の平均は+1.02%とややプラスです。
高配当な分トータルリターンではもう少しプラスになるでしょう。
順位 | ティッカー | 企業名 | 11月20日時点リターン |
1 | MRK | メルク | 35.81% |
2 | PFE | ファイザー | 21.24% |
3 | CSCO | シスコシステムズ | 17.73% |
4 | VZ | ベライゾン | 13.24% |
5 | KO | コカ・コーラ | 10.91% |
6 | PG | プロクター&ギャンブル | 2.90% |
– | DJI | ダウ平均株価 | 0.80% |
7 | CVX | シェブロン | -6.40% |
8 | XOM | エクソン・モービル | -6.83% |
9 | IBM | IBM | -22.00% |
10 | GE | ゼネラル・エレクトリック | -56.40% |
平均(ダウ平均株価除く) | 1.02% |
10社中6社はダウ平均株価の成績を上回っています。成績下位グループではダウ平均株価の採用から外れたGEが足を引っ張っています。
RedHatを買収したIBMも苦戦しています。
2019年版ダウの犬銘柄は?
少し気が早いですが2019年のダウの犬銘柄は何になりそうか見てみました。
TOP10の顔ぶれは1社だけ入れ替わっています。ゼネラル・エレクトリック(GE)がダウ平均株価の採用銘柄から外れたので代わりにJPモルガン・チェース(JPM)が入っています。
順位 | ティッカー | 企業名 | 配当利回 |
1 | IBM | アイ・ビー・エム | 5.17% |
2 | XOM | エクソンモービル | 4.19% |
3 | VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ | 4.07% |
4 | CVX | シェブロン | 3.83% |
5 | PFE | ファイザー | 3.14% |
6 | KO | コカ・コーラ | 3.13% |
7 | PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 3.05% |
8 | MRK | メルク | 2.93% |
9 | JPM | JPモルガン・チェース | 2.90% |
10 | CSCO | シスコシステムズ | 2.82% |
11 | CAT | キャタピラー | 2.65% |
12 | MMM | スリーエム | 2.65% |
13 | DWDP | ダウ・デュポン | 2.58% |
14 | MCD | マクドナルド | 2.52% |
15 | INTC | インテル | 2.49% |
16 | JNJ | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 2.49% |
17 | TRV | トラベラーズ | 2.45% |
18 | HD | ホームデポ | 2.32% |
19 | UTX | ユナイテッド・テクノロジーズ | 2.26% |
20 | WBA | ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス | 2.13% |
ブログ後記
ダウの犬銘柄は超メジャー銘柄ばかりですが、それでもプラスリターンとマイナスリターンに大きな差があるのでボラティリティが思ったより高い印象でした。
それでもきっちり平均を上回ってきている点はすごいですね。
ダウ平均株価以上のキャピタルとインカムを得られる点はメリットだと思います。
ほな、また。
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