eMaxis Slimの実質コストを見たらやっぱり神投信でした!

2018.6.26に三菱UFJ国際投信株式会社より低コスト投資信託でお馴染みのeMAXIS Slimシリーズの運用報告書が発表されています。

この運用報告書を読むと信託報酬以外のコストが分かるので、eMAXIS Slimシリーズが本当に低信託報酬の投信なのかを知ることができます。

対象は設定より約1年経過している下記5本のファンドです。

  • eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)(2017.2.27発売)
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス(2017.2.27発売)
  • eMAXIS Slim国内債券インデックス(2017.2.27発売)
  • eMAXIS Slim先進国債券インデックス(2017.2.27発売)
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)(2017.5.9発売)

業界最低水準の運用コストを運用コストを将来にわたって目指し続けるファンドシリーズ」とアピールしているので、有言実行していただきたいところです。


三菱UFJ国際投信より

実質コストを知る方法

もったいぶってすみません。信託報酬は証券会社HPから簡単に見ることができますし、低コスト順に並べることもできるので見慣れていると思います。

実は投信にはそれ以外にも株式を売買したりすると売買委託手数料であったり、監査費用であったりと信託報酬以外のコストも必要になってきます。そしてそれらのコストはみなさんが投資した資金から賄われています。

信託報酬は何%と言う風に前もって決まって(固定)いますがそれ以外のコストは変動するので事前に知ることはできません。

しかし、下記のような運用報告書を読むことによって昨年度のコストが分かるので大まかに他の投信と比べて高コストなのかを推測することができます。


三菱UFJ国際投信より

上記例(eMAXIS Slim国内株式(TOPIX))の場合、信託報酬の0.211%以外に0.007%のコストがかかっていることが分かります。

関連記事です。信託報酬以外のコストについて詳しく書いた記事はこちらです。

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)の実質コスト

日本のメジャーな株式指数であるTOPIXに連動する投信の実質コストを見てみました。

項目コスト比率
信託報酬0.211%
売買委託手数料0.003%
その他費用0.004%

信託報酬以外のコストは0.007%で、実質コスト(トータルコスト)は0.218%でした。

関連記事です。国内株式タイプの実質コストをランキングした記事です。信託報酬以外で0.007%はトップクラスの低コスト投信です!

eMAXIS Slim先進国株式インデックスの実質コスト

外国株式で運用するインデックスファンドです。国内の株式運用に比べてイメージ的には売買委託手数料が割高になりそうですが、どうでしょうか?

項目コスト比率
信託報酬0.184%
売買委託手数料0.016%
有価証券取引税0.038%
その他費用0.038%

信託報酬以外のコストは0.092%で、実質コスト(トータルコスト)は0.276%でした。

やはり同じeMAXIS SlimシリーズでもTOPIX連動のインデックスファンドより信託報酬以外のコストが高くなりますね。

ライバルである<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの場合、信託報酬以外のコストが0.1%ですのでそれよりも若干低コストですね。

eMAXIS Slim国内債券インデックスの実質コスト

国内債券型も見てみます。債券は低リスク低リターンなのでコストはなるべく抑えたいところです。

項目コスト比率
信託報酬0.174%
売買委託手数料0.000%
その他費用0.003%

なんと売買委託手数料が0%です。

信託報酬以外のコストは0.003%で、実質コスト(トータルコスト)は0.177%でした。

ライバルの<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドは信託報酬以外のコストが0.006%ですのでライバルよりも更に低コストですね。

eMAXIS Slim先進国債券インデックスの実質コスト

項目コスト比率
信託報酬0.213%
売買委託手数料0.000%
その他費用0.024%

信託報酬以外のコストは0.024%で、実質コスト(トータルコスト)は0.237%でした。

同じ債券型の投信でも資産クラスが海外のものになるとコストが上がる傾向にありますね。

それでもトータルコストでは0.237%と低コストですが。

ライバルの<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドは信託報酬以外のコストが0.055%ですのでライバルよりも更に低コストですね。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の実質コスト

8資産均等型のみ設定型が2017.5.9なので丸1年経過していません。他は2017.2.27設定なので14か月分の決算に対し、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は1年弱ですので単純計算でコストも1割程度低く出ていると見た方がいいかもしれません。

8つの資産クラスを運用しないといけないので各種手数料などのコストが多くなるイメージがありますが、どうでしょうか。

項目コスト比率
信託報酬0.219%
売買委託手数料0.009%
有価証券取引税0.008%
その他費用0.042%

信託報酬以外のコストは0.059%で、実質コスト(トータルコスト)は0.278%でした。

意外と?コストがかかっておらず、資産クラスの多さはあまり関係なさそうです。eMAXIS Slim先進国株式インデックスの信託報酬以外のコストが高かったので、外国株式、新興国株式にも投資をしているeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)も少し高めのコストとなるのも納得ですね。

ライバルのiFree 8資産バランスは信託報酬以外のコストが0.192%ですのでライバルよりも更に低コストですね。

まとめ

eMAXIS Slimシリーズの投信は信託報酬以外でもやはり「業界最低水準の運用コストを運用コストを将来にわたって目指し続けるファンドシリーズ」の通り超低コストな神投信でした!

関連記事です。タケよん!は分散投資と称して多数の投信を保有しています。その運用報告は以下の記事からどうぞ。

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