インデックス投信がベンチマーク連動を前提とした場合、パフォーマンスに差は手数料に現れます。つまり良いインデックス投信=手数料の安いインデックス投信となります。
なので今回は手数料の安い投信シリーズから国内債券タイプの紹介です。
ですが、日本では2016年2月よりマイナス金利となっており、国内債券市場への投資妙味は薄いです。もし今後、金利が上昇することがあれば旨みはでるかもしれませんが、揮発債券価格は金利上昇とともに下落します。
そのあたりは理解しつつも、アセットアロケーションの一角としてタケよん!も保有しています。
2016年12月からの定期的に買い付けしています。債券らしくほとんど値動きはなく、+0.46%となっています。
目次
ニッセイ国内債券インデックスファンドの特徴
ニッセイアセットマネジメント株式会社が運用する投信でベンチマークとする対象インデックスは、NOMURA-BPI総合です。
下表は組み入れ上位10銘柄です。全て国債ですね。上位は10年~30年限の国債です。
投資割合としては債券に99.4%で、その債券の格付け割合も100%全てがAAA格で構成されています。
ニッセイ国内債券インデックスファンドの購入手数料は?信託報酬は?
このファンドの良いところはとにかく低コストであることです。もちろん購入手数料はゼロ!信託報酬も国内債券を投資対象とするインデックス投信の中で信託報酬が最低の0.15012%です。
もちろん解約時の信託財産留保額も不要です。ここ最近低コストで運用できる良質なインデックス投信が増えてきましたね。
ニッセイ国内債券インデックスファンドの分配金は?
2015年1月に運用が開始されて以降、決算を3度迎えていますが、いずれも分配金は発生していません。分配金を支払って再投資するよりは投資家に分配せずにファンド内で再投資した方が税金が引かれずにパフォーマンスが上がるため、投資効率面でメリットがあります。
おそらく今後も分配金は支払われないでしょう。これは長期投資をする上ではメリットとなります。
ニッセイ国内債券インデックスファンドのパフォーマンスは?
インデックスファンドですのでベンチマークどおり推移していれば問題ありません。
純資産額も着々と積み上がり、60億円を超えています。早期償還リスクを排除するために、長期運用をする上では純資産額が一定額以上のファンドを選ぶ必要がありますが、問題ないでしょう。
ニッセイ国内債券インデックスファンドのライバルは?
低信託報酬の国内債券型のインデックスファンドがライバルとなってきます。
ライバルは3つあり、全て同率の信託報酬です。
- eMAXIS Slim国内債券インデックス(三菱UFJ国際投信)
- Smart-i 国内債券インデックス(りそなアセットマネジメント)
- たわらノーロード 国内債券(アセットマネジメントOne)
関連記事です。ライバルであげたeMAXIS Slim国内債券インデックスの紹介記事です。

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