【SPYG】SPDRポートフォリオS&P500グロース株式ETFで成長期待株に投資する?

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まいど!タケよん!(@takeyon7)です。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)が運用する低コストETFシリーズは信託報酬安く、これからインデックス投資を始める場合にはうまく活用したいETFが多くあります。

低コストETFシリーズにも多くの種類があり、今回はS&P500に採用されるような大型株でありながら、まだまだ成長が期待されるグロース株へ投資するETFについて調べて見ました。

SPDRポートフォリオS&P500グロース株式ETF(ティッカーシンボル:SPYG)というETFです。

アメリカ株はアップルやAmazonのような超大型企業でもまだまだ成長を続けている企業もあります。

大型株の安心感とグロース株の成長期待を兼ね備えた銘柄へ投資するETFです。

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本記事の結論・まとめ

  • SPYGはS&P500の中でも成長期待株に絞って投資するETF
  • 構成銘柄数は296銘柄と意外と多い
  • 情報技術セクターが約4割と高構成比率
  • ITバブルやリーマンショック時などのリスクオフ時には暴落率も高い

SPYGの特徴

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)が運用するETFです。

投資対象はS&P500採用銘柄のうち成長が期待できる銘柄です。

ただ構成銘柄数は296銘柄あるのでS&P500の中から厳選!と言うよりは他より成長率か高くなる可能性がある銘柄を集めました!と言う印象です。

経費率が0.04%と激安なのも投資家にとって嬉しい数字です。

SPYG基本データ
投資対象 S&P500指数構成銘柄かつグロース株式
対象インデックス S&P500グロース指数
配当利回り 1.39%
経費率 0.04%
配当月 四半期毎(3,6,9,12月)
構成銘柄数 296
設定日 2000/9/25

SPYGの構成銘柄

SPYGは全296銘柄で構成されていますが、その上位10銘柄がこちらです。

ティッカー 銘柄 構成比率
APPL APPLE INC. 7.32%
MSFT MICROSOFT CORPORATION 6.10%
AMZN AMAZON.COM INC. 5.51%
FB FACEBOOK INC. CLASS A 3.75%
GOOG ALPHABET INC. CLASS C 2.72%
GOOGL ALPHABET INC. CLASS A 2.71%
V VISA INC. CLASS A 1.90%
UNH UNITEDHEALTH GROUP INCORPORATED 1.90%
HD HOME DEPOT INC. 1.81%
BA BOEING COMPANY 1.48%

上位10銘柄で全体構成の35%を占めています。ハイテク銘柄が多い点も特徴的です。

SPYGのセクター別構成比率

セクター別構成比率は情報技術セクターが42%と割合の多くを占めています。

逆に生活必需品や公共事業、エネルギーなどの成熟したセクターの占める割合が少ないことが特徴的です。

SPYGのチャート・トータルリターン

チャート、トータルリターン比較ではS&P500指数連動ETFであるSPYとの比較をしてみました。

直近1年間のトータルリターン

直近1年間のトータルリターンはSPYの7.7%に対し、SPYGは11.0%と成長株の名の通り高い成長率を示しています。


ETFreplay.comより

直近3年間のトータルリターン

SPYGの直近3年間のトータルリターンです。

直近1年間こそ明確な違いがありましたが、過去3年間のチャートは大きな違いはありません。


ETFreplay.comより

設定来のトータルリターン

SPYGの設定来となる2000年からのトータルリターンです。

かなり特徴的な結果となっています。グロース株投資ですが、SPYよりも劣後してしまっています。

S&P500は年平均成長率で5.6%ですが、SPYGは3.2%の成長しかありません。

当時のグロース株がITバブルで大きく下げたことが影響していますね。


ETFreplay.comより

SPYGの年間配当額・増配率

SPYGの過去の配当実績です。グロース株は配当を出さずに事業への投資を優先するため、配当利回りは低くなる傾向にありますが、それでも2011年頃から配当も上昇傾向にあります。

捉え方によっては事業成長が鈍化し、株主還元に舵を取り始めていると見ることも出来ます。

SPYGの最近の配当額

配当金自体は安定しており、0.1~0.14ドルの間で推移しています。

ブログ後記

S&P500かつグロース株と言う選定は魅力的に見えます。

ですが、ITバブルやリーマンショックなどの下落相場に弱いですね。リスクオン、リスクオフを見極めて投資できる方には良い選択肢となりそうです。

ほな、また。


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