まいど!タケよん!(@takeyon7)です。
世界一有名な投資家と言っても過言ではないウォーレン・バフェット氏ですが、自身の死後は妻にS&P500連動ETFで運用しなさいと残しているのは有名な話ですよね。
そこでS&P500連動ETFであるバンガード社のVOOについて調べてみました。
本記事の結論・まとめ
- VOOはウォーレン・バフェットも進める米国S&P500指数連動ETF
- 構成銘柄上位4社は情報技術セクター銘柄
- 配当は2%未満だけど、株価成長率が大いに期待できる
- 設定来いつ投資していても含み益状態になるほど右肩上がりなチャート
【VOO】バンガードS&P 500 ETFとは
米国の有名な株式指数であるS&P500に連動するETFです。
バンガード社のETFらしく経費率が0.04%と激安なのが特徴です。
バンガードS&P 500 ETF(VOO) | |
VOO基本データ | |
投資対象 | S&P500指数に採用される米国大型株 |
対象インデックス | S&P500指数 |
配当利回り | 1.89% |
経費率 | 0.03% |
配当月 | 四半期毎(3,6,9,12月) |
構成銘柄数 | 510 |
設定日 | 2010/9/7 |
配当利回りは1.89%とそこまで高くないですね。
ただ、S&P500指数が連日最高値を更新中であるため、株高によるリターンも望めるETFと言えます。
【VOO】バンガードS&P 500 ETFの構成銘柄
構成銘柄上位10銘柄は下の表のとおりです。
米国の有名な500銘柄の更に上位10銘柄ですので皆が知るような大企業が並んでいます。
ティッカー | 銘柄 | 構成比率 | 配当利回 |
AAPL | Apple Inc. | 3.80% | 1.34% |
MSFT | Microsoft Corp. | 3.10% | 1.55% |
GOOGL | Alphabet Inc. | 2.80% | – |
AMZN | Amazon.com Inc. | 2.60% | – |
BRK | Berkshire Hathaway Inc. | 1.70% | – |
FB | Facebook Inc. | 1.70% | – |
JPM | JPMorgan Chase & Co. | 1.70% | 2.80% |
JNJ | Johnson & Johnson | 1.50% | 2.61% |
XOM | Exxon Mobil Corp. | 1.40% | 4.00% |
BAC | Bank of America Corp. | 1.30% | 1.95% |
構成比率トップは1兆ドル企業に成長したアップル社です。
特徴としてはアップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾンなど上位4銘柄は情報技術関連銘柄となっています。
【VOO】バンガードS&P 500 ETFのセクター別構成比率
構成銘柄上位10銘柄を見ても分かるように、情報技術銘柄が多く、その割合は4分の1にもなります。
次いで、金融、ヘルスケアと続きます。
種別 | 構成比 |
情報技術 | 24.9% |
金融 | 14.7% |
ヘルスケア | 13.7% |
一般消費財・サービス | 12.7% |
資本財・サービス | 10.2% |
生活必需品 | 7.6% |
エネルギー | 5.7% |
素材 | 2.9% |
公益事業 | 2.9% |
不動産 | 2.8% |
その他 | 1.9% |
【VOO】バンガードS&P 500 ETFのチャート
【VOO】バンガードS&P 500 ETFと米国株式市場全体に投資するVTIとを比較しています。
大型株500銘柄と米国株式市場全体の比較ですので似たようなグラフとなっています。
VOO株価チャート(直近1年間)
直近1年間のチャートです。VOOもVTIもなった句同じと言っていいチャートです。
2018年初の調整がありましたが右肩上がりのチャートです。
ETFreplay.comより
VOO株価チャート(直近3年間)
3年間のチャートです。3年に期間を広げてもきれいな右肩上がりチャートです。
ここ3年のいつ買っていても持ち続けていれば皆含み益状態ですね。
それにしても3年で55%のリターンは素晴らしいです。
ETFreplay.comより
VOO株価チャート(設定来)
比較対象のVOOが設定された2010年からのチャートです。
リーマンショック後のチャートは見事としか言いようがなく、きれいな右肩上がりのチャートですね。
2010年頃から保有しているなら配当込みでリターンは3倍です。
ETFreplay.comより
分配・配当の推移
配当利回りはあまり変化してこなかった分、株価の上昇を受けて配当額も年々増加しています。
年間で1株当たり4ドル以上の配当を得ることができます。
四半期ごとの配当ですが毎回1ドル強の配当があります。
配当額はあまりバラつきが無いのもメリットですね。
【VOO】ブログ後記
投資に「たら」、「れば」は禁物ですが、米国株投資にもっと早く出会っていればと悔やまれます。
最近はマネックス証券、楽天証券、SBI証券と米国株投資をするための地盤が出来上がっていますし、投資環境も整っていますね。
GDPも人口も伸び、それに後押しされるように株価もきれいに成長しているアメリカに投資しない手はないですよね。
今後も米国株ETFを通じてアメリカへの投資割合を増やして行きたいと思います。
ほな、また。
関連記事です。比較対象とした米国株式市場全体に投資ができるETF(VTI)の紹介です。