【2026年最新】東証上場のカバードコールETF5種を比較!2865・2868・563A・452A・453Aの違いと選び方

この記事は約6分で読めます。

「毎月の配当金(分配金)を増やしたい」
「高利回りETFが気になるけど、カバコって結局どれがいいの?」

そんなことを感じたので自分で調べてみた内容をアウトプットとしてブログ記事に整理してみました。

今回は東証で買える以下の主要なカバードコールETF(通称:カバコ)を比べてみました。

  • 2865:グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF
  • 2868:グローバルX S&P500・カバード・コール ETF
  • 563A:グローバルX NASDAQ100・デイリー・カバード・コール ETF
  • 452A:iシェアーズ S&P500 プレミアムインカム ETF
  • 453A:iシェアーズ 米国債20年超 プレミアムインカム ETF
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カバコ(カバードコールETF)とは?

皆さん
皆さん

そもそもカバコって何?なんでこんな分配金利回り高いん?怪しくない??

カバコとは「カバードコール戦略」を使ったETFのことで、ざっくり言うと下記3つの特徴があります。

  • 株または債券(これを原資産と呼びます)を持ちながら
  • その上でコールオプションを売って
  • オプションプレミアムを受け取る

ただし、コールオプションを売ると言うことは値上がり益を捨てることになるので大きく上昇した時のキャピタルゲインは取りにくいという性質があります。

つまりインデックスのような指数と連動して一緒に成長していくようなETFではなく値上がりを一部あきらめて、その代わり毎月の分配金を手厚くするETFと考えると分かりやすいです。

カバコの仕組みについて詳しくはこちらの記事でも解説しています。

関連記事:https://takeyon.com/us-stock/coveredcall2865/

東証上場の主要カバコ5種の基本スペックを比較

まずは基本スペックを比較します。

コード原資産想定分配利回り信託報酬運用会社特徴
2865NASDAQ1009.49%0.6275%Global Xフルカバードコール型
2868S&P5008.65%0.6385%Global Xフルカバードコール型
563ANASDAQ10013.90%(*1)0.2775%Global Xデイリー型で超高分配設計
452AS&P50013.1%(*2)0.495%BlackRockバランス型
453A米国債20年超8.97%(*2)0.605%BlackRock唯一の債券型カバコ

(*1)分配金実績のない563AはTIGER US NASDAQ100 Target Daily Covered Call(563Aの投資先である韓国市場に上場のETF)の分配利回りを算出
(*2)運用実績が1年に満たない452A、453Aは直近4か月分から算出

分配金利回りは2026年4月27日時点です。大きく変動する可能性がある点ご了承ください。

ついつい利回りの高さに目が行きがちですが、カバコの性質上、利回りが高い=値上がり益を捨てている可能性がある点にも注意する必要があります。

東証上場の主要カバコ5種の値上がり益の上限を比較

コード原資産値上がり益の上限目安(*3)
2865NASDAQ100ほぼ0%(上値はかなり制限)
2868S&P500ほぼ0%(上値はかなり制限)
563ANASDAQ100約+1%/前後
452AS&P500約+1%/前後
453A米国債20年超(TLT)約+2%/前後

※(*3)「値上がり益の目安」は、原資産の値上がりに対しどの程度まで基準価格が追従してくれるかを示しています。これを超える上昇分は、コールオプション売却により利益を放棄する形になります。

「約+1%/月まで値上がり益を狙える」とはどういうこと?

452Aのような「毎月1% OTM(アウト・オブ・ザ・マネー)」のプレミアムインカム型は、ブラックロック社のiシェアーズETF情報がかなり分かりやすいです。

たとえば452Aのような毎月「プレミアム収入:+1%/月」かつ「値上がり益:最大で+1%前後」を狙う設計だとします。

すると、原資産が横ばいなら「月1%のプレミアム収入だけ積み上がっていく」

ブラックロック社 iシェアーズETF情報より

原資産が毎月1%ずつ下がるなら下落分をプレミアム収入である程度カバーできる。

ブラックロック社 iシェアーズETF情報より

原資産が毎月1%ずつ上がるなら1%の値上がり益も取りつつ、更に1%のプレミアム収入も受け取れるという形になります。

ブラックロック社 iシェアーズETF情報より

一方で、原資産が毎月3%ずつ大きく上昇した場合は得られる値上がり益は約1%までとなり、それ以上の上昇分は捨ててしまう形になります。

これが「分配金を受け取る代わりに、一定以上の上昇を諦める」というカバードコールETFの特徴です。

ブラックロック社 iシェアーズETF情報より

2868のようないわゆる「フルカバードコール型」は、分配金を厚くしやすい一方で、上昇相場では値上がり益をかなり取りこぼしやすい設計になっています。

一方、452Aは「少し上がったところ」で売る仕組みになっているため、分配金を受け取りながらも、ある程度の値上がり益を残しやすい設計です。

「分配金だけでなく、少しは値上がり益も欲しい」という人には、452Aの方が相性が良いと思います。

ただし、オプション取引の性質上、フルカバードコール型の方がプレミアム収入は大きくなりやすい傾向があります。

そのため、値動きが小さい相場や下落相場では、フルカバードコール型の方が結果的にパフォーマンスが良くなる場面もあります。

どちらが優れているかではなく、分配金を優先したいのか値上がり益もある程度狙いたいのかで選べばいいと思います。

どんな人がカバコ投資に向いている?

個人的には、カバードコールETF(カバコ)はこれから資産を大きく増やしたい人向けというより、すでにある程度資産形成が進んでいる人向けだと考えます。

カバコ投資が向いている人の特徴

  • FIREに向けて、毎月の分配金を増やしたい人
  • リタイア後、保有資産を大きく売らずに定期的な収入を得たい人
  • 配当金のようなキャッシュフローを重視したい人

なぜならカバコは「値上がり益を最大化する商品」ではなく、値上がりの一部を手放して、その代わりに毎月の分配金を受け取る商品であるからです。

そのため、資産を取り崩しながら生活するフェーズでは使いやすい一方で、20代・30代など、これから長期で資産を大きく育てたい人には、そこまで優先度は高くないと考えます。

そういった時期は「インデックス投資」や「個別株への分散投資」などで長期的な資産拡大を狙った方が結果的に資産形成につながると考えています。

ほんでタケよんは何買うつもりなん?

皆さん
皆さん

カバコの特徴は分かった!で、何買おうとしてるの?

タケよん
タケよん

452A、453A、563Aや!

皆さん
皆さん

なんやいっぱい買うんやなぁ

今回、自分で調べて比較した結果、私は452A・453A・563Aに投資したくなりました!

理由は大きく3つあります。

  • 1つ目は、まだ40代で資産形成の途中なので、分配金だけでなく値上がり益もある程度狙える商品を選びたかったこと。
  • 2つ目は、ポートフォリオが株に偏っているため、453Aのような債券型カバコも取り入れて分散したいと考えたこと。
  • そして3つ目は、563Aの未知数な部分も多いですが、デイリー型というかなり珍しい設計なので、今後の爆発力に期待して少し持ってみたいと思いました。

個人的には、カバコは資産形成の主役ではなく、分配金をトッピングする別腹のデザートくらいの立ち位置がちょうどいいと考えています。あくまでも私のPFの主役は1489(日経高配当ETF)であることを付け加えておきます。

皆さん
皆さん

あなた甘党だからデザート多めになりそうね

タケよん
タケよん

バレましたか!笑

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