まいど!タケよん!(@takeyon7)です。
最近は堅調な米国にあやかろうと米国株投資が盛んです。
過熱気味ともとれるし、まだまだ成長の余地があるとも取れます。相場の行く末は読めません。
読めるなら大儲けできますが、そうは問屋が卸さないと言うヤツです。
2018年は年初にもプチ暴落してから史上最高値を更新したかと思いきや10月にまた世界同時株安と来ました。
今後すぐに株価も回復するかも知れないし、このまま大暴落するかもしれません。
そんな相場が読めない大多数の人はVGTとVDCを半分づつ持てばいいと思うよ!
VGTとVDCを組み合わせて互いのデメリットを相殺する
VGTとはアメリカで特に成長著しいGoogleやAppleなどの情報技術セクターで運用するETFです。
VGTで1年で28.5%も成長した情報技術セクターに投資する!
今や乗りに乗ってるセクターとも言えます。設備投資が進む好景気時に調子が良い特徴を持つ反面、不況時の落ち込みは激しい傾向にあります。
一方でVDCは日常生活に必要不可欠な生活必需品セクターで運用するETFです。
VDC(米国生活必需品セクターETF)はポートフォリオ必需品?
景気が悪くてもお風呂に入って頭を洗うし、喉が渇けばジュースを飲みますよね。このように文字通り生活必需品を扱う企業群で運用しているので不況時も株価が下落しにくいメリットがあります。
逆に景気が絶好調だからって1日の入浴の回数を5回に増やさないし、ジュースをいつもの3倍飲んだりしないですよね。
このように好景気時でも利益が上がりにくいデメリットがあります。
この2つのセクターのメリットとデメリット、相反していると思いませんか?
VGTとVDCで互いのデメリットの相殺を株価チャートで確認する!
下記はVGTとVDC、そして比較用のアメリカほぼ全株で運用するVTIの超長期チャートです。
リーマンショック時の落ち込みはやはりVGTはかなり激しく、VDCはそこまで落ち込んでいないですね。
そのため不況後はしばらくVDCの株価が相対的に高い状況をキープできていました。
そこへVGTがものスゴイ追い上げを見せて2017年に成績でVDCを抜き去っています。
もう一つのチャートは配当金込みのトータルリターンを表したチャートです。
生活必需品セクターは配当金も高いのでVGTやVTIを上回っている期間は株価の推移以上に長いことが分かります。
一方でここ数年の情報技術セクターETFのVGTは半端ない伸び率で猛追の上、リターンで他を抜き去っています。
ボラティリティはVGTは20.2%と米国株平均と言えるVTIの18.6%よりも高いです。一方VDCのそれはは13.1%と米国平均のVTIよりも大幅に低いです。
この2つを組み合わせて保有するのも面白そうです。
ブログ後記
性格の異なるもの同士の相性の良さに驚きました。
リターン追求型と安定追及型の2つ、正確は全く異なりますが組み合わせて保有するのも面白そうですね。
ほな、また。
関連記事です。記事中に登場したVGTとVDCの紹介記事です。