高配当株への投資戦略として注目される『ダウの犬戦略』。この記事では、2026年版のTOPIX Core30を基にした日本株の高配当銘柄10選を紹介します。新NISAとの相性も良く、資産形成を目指す方におすすめの内容です。
ダウの犬戦略とは?日本版との違いを解説
ダウの犬戦略とは米国大型株30銘柄で構成される株価指数「NYダウ平均株価指数」の中から12月31日時点で配当利回り上位10銘柄を購入して1年間保有する投資手法の事です。結果、NYダウ平均よりも高パフォーマンスを得られる可能性が高いことから有名になりました。
この戦略の特徴は自動的に割安株(=配当利回りが高い)を選択することになるので上昇余地のある銘柄が選ばれます。また相場下落時は既に割安であることから比較的下落に強い傾向にあります。
ダウの犬はもともとはアメリカ株が発祥ですが、日本株版に置き換える場合はTOPIX Core30と言う指数を使います。TOPIX Core30は東証市場銘柄のうち流動性が高く時価総額の大きい30銘柄で構成されているためNYダウ平均株価の日本株版のようなものですね。なので日本株版のダウの犬戦略を考える時はTOPIX Core30に置き換えて考えます。
2025年のTOPIX Core30の犬戦略の成績を振り返る
まずは日本株版ダウの犬の2025年の成績を振り返ってみます。
2024年はTOPIX CORE30指数は18.69%の上昇でしたのでこれ以上の上昇であれば「勝ち」と言えます。
結果は下記表のとおりですが、10銘柄中3銘柄(青マーカー)が指数にアウトパフォームする結果となりました。平均は22.71%の上昇でしたのでCore30の犬戦略は大成功!という結果でした。
| コード | 銘柄名 | 2025年騰落率 |
| 2914 | 日本たばこ産業 | 38.40% |
| 4502 | 武田薬品工業 | 15.64% |
| 7267 | 本田技研工業 | 6.67% |
| 9434 | ソフトバンク | 7.40% |
| 8058 | 三菱商事 | 36.04% |
| 9432 | 日本電信電話 | -0.88% |
| 8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 31.96% |
| 9433 | KDDI | 7.59% |
| 8411 | みずほフィナンシャルグループ | 45.67% |
| 8031 | 三井物産 | 38.60% |
| 平均騰落率 | 22.71% |
2026年版:高配当利回りの日本株10銘柄を紹介
2026年の日本株版ダウの犬銘柄はコチラになります。2025年版と比較して新たに2銘柄(赤マーカー)が入れ替わっています。
| コード | 銘柄名 | 利回り |
| 7267 | 本田技研工業 | 4.56% |
| 2914 | 日本たばこ産業 | 4.15% |
| 4502 | 武田薬品工業 | 4.14% |
| 9434 | ソフトバンク | 4.00% |
| 8766 | 東京海上ホールディングス | 3.63% |
| 9432 | 日本電信電話 | 3.36% |
| 8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 3.11% |
| 8058 | 三菱商事 | 3.07% |
| 8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 2.97% |
| 9433 | KDDI | 2.95% |
| 平均利回り | 3.59% |
ちなみに配当利回りの平均は3.59%と昨年と変化なしです。指数22.7%上がっているのに配当利回りは変わらずなのでそれだけ増配もあったということになります。
2025年日本株版ダウの犬銘柄と入れ替えは?
昨年からの変化をまとめてみました。既にダウの犬戦略を取り入れている方は下記の入れ替えを行いましょう!
2025年も銀行は好調でしたが増配中の三井住友はまだ残っています。と言うことはこれから買っても良いってことですよね。
株価が絶好調だったみずほと三菱UFJはその分配当利回りが下がったのでダウの犬からは除外となってしまいました。
考え方によっては銀行銘柄だとみずほは利確して三菱UFJか三井住友に鞍替えした方がいいって事かもですね。
このように感情に左右されずに機械的にPF構築できるのがダウの犬戦略のメリットでもありますよね。
| 入れ替り | コード | 銘柄 | 配当利回り |
| 除外 | 8411 | みずほ | 2.71% |
| 除外 | 8031 | 三井物産 | 2.57% |
| 昇格 | 8766 | 東京海上ホールディングス | 3.63% |
| 昇格 | 8306 | 三菱UFJ | 2.97% |
新NISAでの活用法と必要資金のシミュレーション
もしも新NISAの成長投資枠240万円分をダウの犬日本版銘柄に一括投資する場合の必要株数は以下の通りです。
新NISAの成長投資枠は売却した分の成長投資枠は翌年に復活するのでダウの犬戦略との相性が良いですね。
| コード | 銘柄名 | 利回り | 株価 | 株数 | 必要資金 |
| 7267 | 本田技研工業 | 4.56% | ¥ 1,536 | 156 株 | ¥ 239,616 |
| 2914 | 日本たばこ産業 | 4.15% | ¥ 5,640 | 43 株 | ¥ 242,520 |
| 4502 | 武田薬品工業 | 4.14% | ¥ 4,835 | 50 株 | ¥ 241,750 |
| 9434 | ソフトバンク | 4.00% | ¥ 215 | 1,116 株 | ¥ 239,940 |
| 8766 | 東京海上 | 3.63% | ¥ 5,817 | 41 株 | ¥ 238,497 |
| 9432 | 日本電信電話 | 3.36% | ¥ 158 | 1,519 株 | ¥ 240,002 |
| 8316 | 三井住友 | 3.11% | ¥ 5,041 | 48 株 | ¥ 241,968 |
| 8058 | 三菱商事 | 3.07% | ¥ 3,586 | 67 株 | ¥ 240,262 |
| 8306 | 三菱UFJ | 2.97% | ¥ 2,493 | 95 株 | ¥ 236,835 |
| 9433 | KDDI | 2.95% | ¥ 2,708 | 88 株 | ¥ 238,304 |
| 平均利回り | 3.59% | 合計資金 | ¥ 2,399,694 |
ブログ後記
2025年もダウの犬戦略の記事を書いていました。2025年版のTOPIX Core30の犬戦略はこちら。
過去はどんな銘柄があったのか見てみるのも面白いかもしれません。よかったらどうぞ。
