まいど!タケよん!(@takeyon7)です。
日本株独自の株主還元制度と言えば株主優待!特に個人投資家にとってはオイシイ制度なので活用しましょう!
株主優待で生活費の節約にもなるので一石二鳥ですね!
節約と言えば昨今は家計を占める通信費の割合が高くなったとニュースになっていますよね。
そこでスマホ代の節約につながる株主優待がどれだけあるか探してみました!
本記事の結論・まとめ
- 大手キャリアは株主優待を実施していません!
ソフトバンクだけ! - 株主優待があるMVNOサービスならLIBMOがオススメ
以前はソフトバンクも株主優待を実施していましたが、2019年3月末権利確定分を最後に株主優待を廃止されています。
大手キャリアの株主優待
まずはユーザー数の多い大手3大キャリアはどうでしょう?
NTTドコモ(9437)
株主優待制度は実施していません。残念。
KDDI(9433)
auのサービスを提供KDDIですが、通信費が安くなる株主優待は実施していませんが、保有株数に応じたカタログギフトの優待を実施しています。
ソフトバンクグループ (9984)/ソフトバンク(9434)
以前はソフトバンクグループ(9984)でスマホやインターネット利用料金が割引になる株主優待を実施していましたが、2019年3月の優待を最後に廃止されてしまいました。
またソフトバンク(9434)の宮内社長も2019年6月に開催された定時株主総会の中で「高配当を出すことに専念」と発言しているため、今後株主還元策として株主優待の導入される望みは薄いと思われます。
ソフトバンクは親会社であるソフトバンクグループ(9984)で株主優待を実施しています。子会社のソフトバンク(9434)では株主優待の設定がありません。
ソフトバンクは利用料金割引サービスの株主優待を実施しています!
ソフトバンクは3種類の株主優待があり、併用も可能です。
ソフトバンクの携帯、スマホ、タブレット利用料金を1,000円割引×6か月ワイモバイルのスマホ利用料金を500円割引×6か月インターネット基本料金を372~1,490円割引×6か月
いずれも割引期間は6か月ですが、株主優待は年に2回貰えるので株を保有し続ける限りずっと割引を受けられます。
ただしスマホ利用料金の割引対象となる料金プランには制約があり、下記の4プランのみとなっています。
ウルトラギガモンスター+ミニモンスタースマ放題、スマ放題ライトホワイトプラン(新規受付は終了済)
ちなみにスマホとインターネットの割引2つを受けた場合、優待利回りは約2.4%です。
スマホだけなら約1.1%の優待利回りですね。
注意点はソフトバンクグループ(9984)を100株保有しようとすると約110万円が必要であるため、すこし敷居が高いですね。また子会社のソフトバンク(9434)も2018年12月に上場したばかりですので今後の株主優待の設定に期待したいところです。
MVNOの株主優待は?
節約意識の高い方はMVMOサービスを利用されているのではないでしょうか。
その場合、大手キャリアの株主優待よりもMVMOの割引が受けられる株主優待の方が興味がありますよね。
株主優待で楽天モバイルは安くなるのか?
残念ながら安くなりません。
楽天モバイルを運営しているのは楽天(4755)です。
株主優待制度はありますが、楽天モバイルの割引制度はりません。残念。
楽天は自社サービスの株主優待を展開しているため、今後に期待ですね。
株主優待でmineo(マイネオ)は安くなるのか?
残念ながら安くなりません。
mineoを運営するケイ・オプティコム(未上場)や、グループ会社の関西電力(9503)も株主優待は実施していません。
株主優待でOCNモバイルONEは安くなるのか?
残念ながら安くなりません。
OCNモバイルONEを運営するNTTコミュニケーションズ(未上場)や、親会社の日本電信電話(9432)は株主優待を実施していません。
株主優待でUQ mobileは安くなるのか?
残念ながら安くなりません。
UQ mobileを運営するUQコミュニケーションズは未上場ですし、グループ会社のKDDI(9433)は通信料金の節約につながる株主優待は実施していません。
株主優待でY!mobile(ワイモバイル)は安くなるのか?
関連会社のソフトバンク(9984)で株主優待を実施しています。→2019年3月の優待を最後に廃止されてしまいました。
スマホプラン、スマホベーシックプランが6カ月間500円割引を受ける事ができます。
1回の優待での割引期間の6か月ですが、株主優待は年に2回貰えるので株を保有し続ける限りずっと割引を受けられます。
同時にソフトバンクのスマホやインターネット回線の利用料が割引になる優待も実施しています。
株主優待でLIBMOは安くなるのか?
安くなります!格安SIMの利用料金が割引になる株主優待制度があるのがLIBMOを運営するTOKAIホールディングス(3167)です。
100株の保有で350円×6か月間の利用料金の割引を受ける事ができます!
他にも300株以上、5,000株以上で割引額がアップしますが、優待利回りは下がってしまいます。
100株以上 300株未満 |
300株以上 5,000株未満 |
5,000株以上 | |
格安SIM 割引内容 |
月額350円×6か月間 ×年2回 (4,200円相当) |
月額850円×6か月間 ×年2回 (10,200円相当) |
月額1,880円×6か月間 ×年2回 (22,560円相当) |
年間優待利回り 2022/4/11終値ベース |
4.8% 100株保有時 |
3.9% 300株保有時 |
0.52% 5,000株保有時 |
1回の優待での割引期間の6か月ですが、株主優待は年に2回貰えるので株を保有し続ける限りずっと割引を受けられます。
TOKAIホールディングス(3167)は株主還元に熱心な企業ですので優待廃止リスクは低いと思われます。
格安SIMの株主優待についてはこの記事で詳しく扱っています。
株主優待でU-mobileは安くなるのか?
安くなります!が新規申し込み時のみです。
100株保有で初期費用無料と5,000円分キャッシュバックが受けられますが、キャッシュバックは新規登録分のみが対象となっています。
しかも対象サービスが通話プラスプランのみです。
通話SIMのプランは最低利用期間が6か月あり、使いづらいですね。
過去に廃止されてしまった格安SIMの株主優待…
過去には格安SIMの株主優待を実施していた企業がありました。
しかし残念ながら廃止されてしまっています。
フリービット(3843)ではDTI SIMの新規申込時の事務手数料無料になり、かつ3か月分の利用料が無料になる優待を実施していましたが今は廃止されてしまっています。残念。
ブログ後記
ソフトバンクは優待はありますが、必要資金と言うハードルが高いですね。そもそも節約意識の高い人はキャリアスマホ使っていないでしょうし。ワイモバイルのためにソフトバンク株を持つには利回りが低すぎます。
格安SIMの株主優待ならLIBMO一択でしたね。
あとは楽天がキャリア参入もあり今後どう動くかが気になるところです。
なお記事中の利回りの計算は2018/9/21終値をベースにしています。
関連記事です。節約ネタです。固定費の削減は効果が大きいのでおススメです。
株主優待をもらう事を投資の目的にしてはいけません。