ただでさえ信託報酬が安いバンガードのETFが信託報酬を更に下げてきた!

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まいど!タケよん!(@takeyon7)です。

我らがインデックス投資家の味方とも言えるバンガードのETFが更に信託報酬を値下げしてきました。ただでさえ安いのに更に下がります。

運用額が多いので手数料率を下げても昔と同等の「稼ぎ」が実現できるんでしょうね。

特にVYMなんかは0.08%から0.06%と下げ率は25%です!日本人に人気のVTも0.10%から0.09%と10%引きです。バンガードのETFを持っている人や、楽天バンガードファンドで間接的にバンガードETFを保有している人に恩恵があります。

VTIやBNDあたりを値下げしてくれたらもっと喜んだのですが(笑)

手数料が改定されたETFたち

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF(VSS)

0.13% → 0.12%です。

アメリカ以外の小型株に投資をするETFです。先進国から新興国までの小型株を投資対象としているETFです。構成銘柄が3,607と広く分散されているのが特徴ですね。投資対象国は日本、カナダ、イギリス、台湾が上位を占めています。日本株式も15%程含まれているので日本人には扱いにくいETFです。

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF(VEU)

0.11% → 0.09%です。

こちらも投資対象は米国を除いたETFです。投資対象は日本を含む先進国、新興国の株式が投資対象です。投資対象国は日本、イギリス、中国、フランスと続きます。このETFの保有上位第10位には日本のトヨタ自動車がランクインしています。このように日本株式も17.5%含まれているのでこちらも日本人には扱いにくいETFです。

【VEU】VTIとバンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETFを比べたら酷かった…
まいど!タケよん!(@takeyon7)です。 リーマンショック以降アメリカの経済成長は目を見張るものがあります。 好調なリターンを見るとアメリカに投資をするのは必然ですが「卵は一つの籠に盛るな」の格言がある通りアメリカ一辺倒で良いかは疑問です。 その際に活用できそうなETFの選択...

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)

0.14% → 0.12%です。

日本人に人気のETFの一つですね。これ一つで新興国各国に低コストで投資が可能なETFです。中国、台湾、インド、ブラジルと新興国株式に広く投資が可能で、構成銘柄も4,700銘柄と地域、銘柄共に広く分散されたETFです。今後の新興国の発展に期待する場合は有力な選択肢となるETFでしょう。

【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETFってどんなETF?
発展途上の新興国には今後の成長は期待感があり、その恩恵にあやかりたい! 新興国への投資には米国株式市場に上場するVWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)と言うETFがコストも安く有利。新興国株式への直接投資は難しいですが、このVWOなら米国籍ETFのため簡単に中国、台湾、インド等の新興国各国に投資が可能

自動的に楽天VWOの信託報酬も下がることになりますね。

(通称・楽天VWO)楽天・新興国株式インデックス・ファンドが良い
通称楽天VWOの紹介記事です。楽天VWOは米国株式市場で取引できる本家VWOを投資対象とした投信です。一般の投信同様100円から購入できます。投資対象先となる本家VWOについても調査をしています。

更に信託報酬も下がることからライバルETFのEEMとの差がまた広がりました。

【EEM】iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFはちょっぴり経費率がお高めの新興国株式ETFだった
新興国ETFと言えばVWOと言う雰囲気がありますが、それ以外にも選択肢はあるので一応紹介しておきます。 新興国への個別投資はリスクが高い上に手数料などハードルも高いので米国株式市場に上場するETFをうまく活用したいですね。 iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETFと言うブラックロックのETFですが経費率が0.69%とちょっぴりお高めなのが残念です。

バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)

0.10% → 0.09%です。

ヨーロッパに投資するETFも値下げの対象です。イギリス、フランス、ドイツとヨーロッパ各国の1,353銘柄が投資対象のETFです。保有銘柄にはロイヤルダッチシェル、ネスレなどヨーロッパの有名企業が名を連ねています。

【VGK】バンガード・FTSE・ヨーロッパETFの配当・利回り・構成銘柄を確認!
分散投資を考えた時に日本だけじゃなくアメリカ、更に分散するならヨーロッパも抑えておきたいですね。 バンガード・FTSE・ヨーロッパETF1本でイギリス、フランス、スイス等のヨーロッパ諸国へ分散投資が可能です。 本記事の結論・まとめ 1本で欧州諸国を広くカバーできるETF トー...

バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF(VXUS)

0.11 → 0.09%です。

VTに似ていますが、VTの投資対象からアメリカを除いたものがVXUSです。アメリカを除く世界の株式市場98%をカバーする驚異のカバー率を誇るETFです。

投資対象国は上位から日本、イギリス、中国、フランスと続き、構成銘柄も6,374銘柄と地域、銘柄共に広く分散しているのが特徴です。

ただ、世界経済の時価総額の割合の性質上、日本の株式への投資が17.4%含まれることになります。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

0.10% → 0.09%です。

説明も要らないくらい?有名なETFも値下げの対象です。世界中の株式市場の98%をカバーするETFです。ただ、アメリカ市場が他国と比べてかなり大きいため、アメリカ株式への投資は全体の53.8%と半数以上を占めています。

ちなみに今回の信託報酬改定で楽天VTも自動的に信託報酬が下がることになります。

楽天VTで究極の分散投資!たった100円で世界中の8,000社の株式に投資できる!
楽天VTこと楽天投信投資顧問の楽天・全世界株式インデックス・ファンドならたったの100円で世界中の株式8,000銘柄に投資できるので少額で分散投資するのに最適です。国内向けに発売されている投資信託のため、購入手数料が不要なので使いやすいです。 記事内では投資対象の国や銘柄、リターン、配当について調べて見ました。

実は楽天VTより0.0696%だけコストが安いSBI・全世界株式インデックス・ファンドと言う投信もあります。

【通称SBI・VT?】SBI・全世界株式インデックス・ファンドとは
楽天VTとよく似た名前のSBI・全世界株式インデックス・ファンドと言う投信を見つけました。設計コンセプトは楽天VT同様に米国株ETFをもって「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」への連動を目指しています。対象インデックスが同じなら気になるのは信託報酬ですが、楽天VTよりも安い0.150%です!これは投資するしかない!?

バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)

0.08% → 0.06%です。

これも日本人に人気のETFですね。高配当な米国株式を集めたETFです。配当利回りが3%以上ある高配当ETFです。REITを除く高配当銘柄397銘柄に投資をするETFです。

VYM(バンガード米国高配当株ETF)はおススメETFです!
バンガード社の高配当ETF【VYM】の紹介です。気になる配当利回りは2.94%で、高配当銘柄を集めたETFです。 正式名称はバンガード・ハイディビデンド・イールドETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)です。

自動的に楽天VYMも信託報酬が下がります。

楽天VYMこと楽天・米国高配当株式ファンドで配当金生活?は間違い!
2018年1月に楽天投信投資顧問から発売された米国株ETFシリーズの一つ、楽天・米国高配当株式ファンドの紹介記事です。

配当狙いの方のための配当重視ETFの比較記事です。

【VYM】【VIG】【HDV】配当重視の米国株ETFを比較する!
当記事では米国株ETF投資において「配当」を重視する際に抑えておくべき3つのETFを比較・紹介します。

バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF(VWOB)

0.32% → 0.30%です。

債券タイプのETFも信託報酬の値下げ対象になっています。名前からも分かるように新興国債券へ投資するETFです。中国、メキシコ、インドネシア、ブラジルと新興国各国の債券にまとめて投資が可能です。下がったとは言え若干高めの信託報酬が気になりますが、2013年(設定来)から平均成長率で3%以上成長している優秀な債券型ETFです。

【VWOB】バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETFで攻める?
株式と債券に分散投資、国債と外国債券にも分散投資。先進国と新興国に分散投資したい! そこで新興国債券もポートフォリオに加えるなら良い選択肢となるのがバンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF(VWOB)です。 ティッカー名の通りバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)の債券バージョンですね。BはBond(債券)のBです。

バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(BNDX)

0.11 → 0.09%です。

こちらも債券に投資をするETFです。投資対象が米国を除く世界中の債券です。投資対象地域としては日本、フランス、ドイツ、イタリアと続きます。

残念ながら超低金利の日本への投資も2割強含まれています。信託報酬が0.09%に下がったとは言え、日本国債への投資分は信託報酬分がほぼ赤字となる残念なETFですね。米国を除いたアメリカ人向けの投資商品なので仕方ないですが。

【BNDX】バンガード・トータル・インターナショナル債券ETFを調査!
債券ETFと言えばBNDかAGGといった風潮がありますね。でもこれらは「米国の債券」ETFです。 今回調べたのは世界版BNDともいえるのがBNDXです。バンガード・トータル・インターナショナル債券ETFです。 BNDXは世界中の債券にドル建てヘッジ有で投資するETFですが、約2割は日本の債券に投資しています。 でもトータルリターンはBNDを上回る優良ETFでした。

バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド(VWINX)

0.23% → 0.22%です。

楽天証券やSBI証券、マネックス証券など日本の証券会社から購入することが出来ない米国の債券を投資対象としたETFです。

ブログ後記

ETFによる低コストインデックス投資環境をここまで整備してくれたのはバンガード社の功績があると言えるでしょう。そんなパイオニア的運用会社が更にコスト引き下げを実行してくれると言うのは喜ばしいことです。

いずれは高コストETFが更に淘汰され、バンガード、ブラックロック、ステート・ストリート社が三つ巴でインデックスETFを牛耳っていくと思われます。今回はバンガード社のコスト引き下げでしたが、他の2社の動きも今後気になるところです。

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