まいど!タケよん!(@takeyon7)です。
昨日マネックス証券の米国株式の取引手数料値下げのお知らせを記事にしたばかりですが、楽天証券からもそれに追従と言うか追い越すニュースが発表されましたね。「楽天証券、米株取引の手数料を引き下げ 業界最安水準の0.01ドル」

楽天証券HPより引用
楽天証券は米国株取引の最低手数料が0.01ドルから
これまで裁定取引手数料として5ドル必要だったところが0.01ドルに下がります。一気に500分の1に下がります。が手数料率は0.45%、上限が20ドル据え置きと言う点は楽天証券と変わらずです。
楽天証券HPより引用
手数料率的に損をしないためには約2.22ドル以上の株式を購入すればOKな計算になります(0.01ドル÷0.45%=2.22…ドル)
2.22ドル以上ならかなりハードルが下がりますね。投資信託は100円からですが米国株式でも240円程度からお得な手数料で取引できます。今まで少なくとも10数万円は用意したかったところですがそれが一気に240円ですから。
軽い気持ちで米国株取引を始められる環境が整いました。
※2019/7/9時点でSBI証券(0ドル)、楽天証券(0.01ドル)共に最低手数料を引き下げたので各社ほぼ横並びの状態となりました。
やはり手数料率は据え置きか
残念だったのは手数料率は据え置きだった点です。マネックス証券にすぐさま追従したのは喜ばしいところですが、コストに敏感なインデックス投資家がが気にするのは手数料率です。
海外株式と言う特殊性を考慮すれば致し方ないですが、普段投資信託の0.1%の低コストな信託報酬に見慣れていると不思議と0.45%が高く見えてしまったりします。
残されたSBI証券が逆転するには一石を投じる形で手数料率を見直してほしいですね。そしてまた三つ巴戦に突入と。
フィデューシャリー・デューティーの姿勢は評価
楽天証券を評価したい点はフィデューシャリー・デューティーの姿勢を表し、マネックスに追従した点です。低コストに追従することで今後、他社がお得なサービスを発表しても楽天証券も対抗措置を発表する可能性が高くなると言えます。
どの証券会社が一番初めにお得なサービスを始めるかは予測が難しいですが、他の証券会社が競合他社に積極的に対抗して追従するかどうかは今回のような姿勢からくみ取ることができます。
楽天証券やeMAXIS Slimシリーズでお馴染みの三菱UFJ国際投信なんかは積極的(戦略的に?)コスト引き下げを行ってくれる顧客目線では優良証券会社と捉えられますね。
ブログ後記
手数料改定で配当再投資がやりやすくなりました。今までよりも高頻度に米国株を購入しそうですね。購入額の合計は変わらないですけどね^^;
ほなまた。
関連記事です。米国株が取引可能なのは3社だけです。

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