まいど!タケよん!(@takeyon7)です。
2019/7/22から米国株の取引き手数料の下限が0ドルまで引き下げられましたね。という事で手数料を気にせずに少額でも投資が可能になりました。引き金を引いてくれたマネックス証券さんに感謝です(楽天証券ユーザーですが)。

連続増配銘柄とは
読んで字のごとく毎年連続して配当額が増えている銘柄を指します。
例えば皆さんもご存知のコカ・コーラの直近5年間の配当額の推移を見て見ましょう。
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019(予) | |
株価(年初) | 41.12 | 42.26 | 42.34 | 41.5 | 45.91 | 46.94 |
EPS(ドル) | 1.62 | 1.69 | 1.51 | 1.11 | 1.57 | 2.01 |
配当(ドル) | 1.2 | 1.3 | 1.38 | 1.46 | 1.54 | 1.61 |
配当利回り | 2.92% | 3.08% | 3.26% | 3.52% | 3.35% | 3.43% |
2014年に1株当たり1.2ドルだった配当も2019年予想では1.61ドルです。34%も配当が増えています。ちなみに上記の表は直近5年程度を切り取りましたが、コカ・コーラはこの増配を連続57年も続けています。
ちなみにタケよん!も前年比プラスの配当をもらっていますがこれは毎月ETFを買い増ししているからです。
コカ・コーラのような連続増配銘柄の魅力はたとえ買い増しを行わなくても勝手に貰える配当金額が増えていくことですね。
企業が連続して増配するためには
連続増配に着目する理由について考えてみます。ただ単純に毎年配当が増えてラッキーで済ませてはいけません。なぜ配当が増やすことができるかについて考えてみます。そもそも配当は株主還元の一部です。株主還元とは企業の儲けを出資者(株主)に還元する仕組みです。
株主還元額を年々増加させるにはその原資となる儲け(利益)も年々増加させないといけません。つまり連続増配銘柄を選ぶイコール継続して利益拡大が実現できている優良企業を選ぶことができます。
配当額を年々増やして行きたい人にピッタリ
増配銘柄をホールドし続けるだけで(増配が途切れなければ…)年々配当が増えていきます。下はコカ・コーラの1995年からの配当履歴です。四半期ごとに0.06ドル(年間0.24ドル)程度だったのが直近では0.40ドル(年間1.6ドル)まで増えています。
24年程度かかっていますが配当額は6倍超になっています。年間500ドルの配当を受けている人が24年後に3,000ドルの配当になるイメージですね。その間に追加投資もしていればもっと大きな額になるでしょう。
投資額に対する配当利回りで考えると投資当初が2%の配当利回りだったとして12%まで成長します。
こんな感じで配当額を年々増やして行きたい場合は連続増配銘柄は良い選択肢になりますね。
個別銘柄選びで迷ったらETFもあります!
増配銘柄の魅力は分かったけど、やっぱり個別銘柄は怖い!って人には増配銘柄だけを集めたVIG(バンガード米国増配株式ETF)と言うETFがあります。
大型株かつ、10年以上増配実績のある銘柄で構成されたETFです。10年以上の増配が条件なので増配がストップすると構成銘柄から自動的に外れます。

連続増配銘柄で構成されているだけあってVIGも増配中です。個別銘柄は増配が止まった時の扱いが面倒なのでETFもアリですね。
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