昨日の記事はソーシャルレンディングで初めて分配金をもらったことを報告しましたね。たったの142円ですが。安売りのペットボトルのジュースが2本買えるくらいですね(定価では買いませんアピールです)
さて、話が逸れましたが投資の世界では当然の分配金再投資。
複利効果で利益を最大化するための王道の作戦ですね。株式投資でも投資信託でも有効な手法です。
そこで、本日のお題です。
ソーシャルレンディングで分配金再投資が難しい理由
まず、ソーシャルレンディングで分配金再投資の阻害要因として以下の2つがあります。
最低投資金額が大体2万円~
これが一番大きいですね。最近のネット証券で買える投資信託のように少額から案件に投資できれば良いのですが。
タケよん!はソーシャルレンディング業者に合計120万円資金投入していますが、リスク分散のためにひとつの業者には20万円しか投資をしていません。
なので一つの業者内では毎月の分配金が数百円とか千円とかです。分配金だけで再投資するには何年もかかってしまいます。
出金手数料がかかる業者もある
ソーシャルレンディングでの分配金の運用先はソーシャルレンディングである必要はありません。100円から買える投資信託でもよいのです。なので分配金を出金して投資信託などで投資をすれば分配金再投資の達成です。
業者によって異なりますが、出金手数料が必要な業者が多いです。千円程度の分配金の出金に数百円払うなんてもったいないですね。
タケよん!が利用しているソーシャルレンディング業者の出金手数料を調べてみました。
- クラウドクレジット
月1回までは無料 - アメリカンファンディング
有料(三井住友銀行の手数料に準ずる) - ガイアファンディング
有料(三井住友銀行の手数料に準ずる) - キャッシュフローファイナンス
有料(三井住友銀行の手数料に準ずる) - グリーンインフラレンディング
有料(みずほ銀行の手数料に準ずる) - クラウドリース
有料(三井住友銀行の手数料に準ずる)
大体有料ですね。なので分配金再投資を実行するにはソーシャルレンディング業者内で他の案件に投資するしかなさそうです。
毎月の分配金を再投資するために必要な資金
では一つのソーシャルレンディング業者内で分配金を再投資するにはどの程度の資金が必要でしょうか。
前提条件として案件の利回りは8%であるとします。これで20.42%源泉徴収される(復興特別所得税も含む)ので実質6.37%ですね。大多数の案件の最低投資金額である2万円を毎月分配してもらうにはいくら必要となるでしょう。
計算式はこのようになります。
必要資金=¥20,000×12÷6.37%=3,767,661円
約377万円ですね。377万円を8%の案件に投資すると税引後で2万円の分配金を受け取ることができるのですぐに別の案件への再投資が可能となります。
数字遊びになりますが利率が変わると必要資金も変わってきます。
- 5%の場合
→604万円 - 10%の場合
→302万円 - 13.50%の場合
→224万円
グリーンインフラレンディングで今現在募集中の「【第5弾】150億円突破記念ローンファンド(第6次募集)」 だと13.50%の利回りがあります。それでも224万円必要になります。
ハードルを下げるために毎月の再投資を3か月に1回に条件を変えると、必要資金は3分の1になります。
- 5%の場合
→201万円 - 10%の場合
→101万円 - 13.50%の場合
→75万円
だいぶハードルが下がりましたね。いかがでしたか?
タケよん!の場合、事業者リスク分散のために複数のソーシャルレンディング業者を使っています。そのためここまでハードルを下げてもまだまだ分配金再投資は難しいです…
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