まいど!タケよん!(@takeyon7)です。
ソーシャルレンディングに120万円投資している身として今のソーシャルレンディング業界に対する率直な感想は「総じて怪しい」です。
もちろん業者の中には過去に延滞を起こしていない健全な業者もあります。という事で今回どの業者は今のところ事故っていなくて、どの業者は敬遠するべきなのか一覧で整理してみました。
これがソーシャルレンディングハザードマップ!
こうして整理してみると結構な確率で期失案件に遭遇してしまう事が分かります。
全案件が期失となってりう業者は「××」としています。全案件が期失になるという事は投資先がマズかったと言うよりは業者がマズかったと捉えるほうが正しいです。説明と異なる用途に投資資金を使っていたりと業者として問題があるケースが多いです。
行政処分の列に×印があるものは過去に行政処分を受けた業者です。
業者名 | 損失(期失含む) | 行政処分 |
LCレンディング | なし | なし |
owners book | なし | なし |
SBIソーシャルレンディング | × | なし |
アメリカンファンディング | なし | なし |
オーナーズブック | なし | なし |
ガイアファンディング | ×× | なし |
キャッシュフローファイナンス | × | なし |
クラウドクレジット | × | なし |
クラウドバンク | △ | × |
クラウドリース | × | なし |
グリーンインフラレンディング | ×× | なし |
さくらソーシャルレンディング | なし | なし |
スマートレンド | なし | なし |
トラストレンディング | なし | × |
プレリートファンド | なし | なし |
みんなのクレジット | ×× | × |
ラッキーバンク | ×× | × |
特に2018年で複数の業者で連続して期失案件が発生した点です。
現時点で問題なさそうな業者であってもいつ期失案件が発生するかは分かりません。
ソーシャルレンディング投資にメリットはあるのか?
このように整理をしてみると複数業者に分散していてもかなりの確率で期失案件を引き当ててしまう確率がかなり高いです。更に運が悪いと業者ごと全滅してしまうことだってあります。
そして期失案件になって清算した場合でも感覚的には5割帰ってくれば良い方です。
仮に利回り10%の案件に複数投資をしていたとしても1件期失が発生し、投資金額の50%の損失を被った場合に損失分を取り戻すのに他5案件を無事に償還される必要があります。これでプラスマイナスゼロであって1円も損しないボーダーラインがここです。
リスクの割にリターンに見合いません。
ソーシャルレンディング業者の再編か?
ソーシャルレンディング投資もここ数年でここまでメジャーになった新しい領域です。昨今の立て続けに発生している問題で業界、業者が淘汰されていく可能性もあります。
そこで生き残っている業者は信用力がある魅力的な業者という事になります。
今からソーシャルレンディングを始めるべきか?
答えはNOです。新規にソーシャルレンディング投資をしたい人がいたとしても私なら止めます。
前途のように遅延が発生する確率が今は高く、1件の事故案件分の損失を取り返すのに多くの案件に成功してもらう必要があるからです。割に合いません。
それならばREITやインフラファンドへの投資の方がリスク面でもリターン面でもソーシャルレンディング投資よりも良いと考えます。それよりも米国株ETFや総合債券ETFを保有することのほうが良いと思いますが。
ブログ後記
10%超の高利回り案件に魅力を感じて投資したのが事の始まりでした。このご時世で銀行ではなく、ソーシャルレンディング業者から10%以上の高利で借り入れを行っていること自体を怪しむべきでした。銀行から融資が下りないような低信頼性の事業へ投資を行っていると言う認識を持つべきでした。
これからはソーシャルレンディング投資資金は縮小していく予定です。
ほな、また。
関連記事です。過去に期失案件となった時の考察記事です。



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