子供へのマネー教育は必須だと思っています。
それは子供のマネーリテラシーベースを醸成し、子供がお金で苦労しない道へと導いてやるため。それと自分がお金で苦労しないためにです。子供のすねをかじるわけではありません。理由は後述します。
子供のマネーリテラシーベースの向上
子供の頃の経験、習慣は趣味・志向に根付く形で影響してくると思っています。
タケよん!の両親も節約志向の家族でした。半額の食材なんて当然。休日は近所の公園のハシゴとかハイキングとかお金をかけない行動が多かったです。
一方で家族で外食は株主優待を使ってレストランに行ったりと、現在のタケよん!の節約志向のベースになったと思っています。
決してただのケチだったり低収入だったわけではありません。毎年家族旅行は行くし、旅行もお金のかかる海外に行ったこともありました。メリハリのある生活を送っていたと思います。
子供に見せる親の行動は大事です。何も言わなくても子供は親の背中を見ています。少なくとも子供の前での浪費行動、ギャンブルはやめたほうが良いと思います。
子供には豊かな生活を送ってほしい
親なら誰もがそう思うでしょう。タケよん!もそう思います。
ではマネーリテラシーが向上すれば豊かな生活を送れるのでしょうか。バンバン投資をして大儲けスキルを養わせるためではありません。
合理的な判断をするために必要な知識を蓄え、豊かな生活が送れる確率を高めてもらうためです。
具体的には金利、複利の計算が正しくできて、間違ってもキャッシングやリボ払いをしないスキルを身に着ける。
遺族年金や高額療養費制度などの制度を理解して本当に必要な保険だけを選んて契約するとか。
他にもふるさと納税、NISA、iDeCoなどですね。そのあたりの活用すればお得な制度を調べもせずに手続きが面倒だとか、良く分からないだとかで敬遠してしまう勿体ない大人にはならないで欲しいと思うわけですね。
金融、経済知識を毛嫌いしないように耐性を身につければ自然と各種制度を有効活用できる「賢い大人」になれるはずです。そうなって欲しいので子供の頃からお金に向き合ってほしい、そんな機会を与えたいと思います。
やはり子供は親を見て育つものです。うちはまだ小学校低学年なのでまずはふるさと納税で届く大量のカニやお米などを見せつけるところから始めています。
自分がお金で苦労しないために
別に子供にたかるとか、子供のスネをかじろうって話ではありません。人はいずれ老い、衰えます。そして思考力も衰えて、今みたいな正常な判断が出来なくなるかもしれません。
資産運用がうまく行き、そこそこの資産を抱えた状態で判断力が怪しくなった老人。これは銀行員や証券会社の営業マンの格好の餌食です。若いころは自己防衛ができたとしても、ボケてしまった時は申込書にハンコ押しまくり老人になっているかもしれません。
そんな時に頼りになれるのは身内であり、子供です。お金の話は信頼のおける身内にしかできないですよね。パートナーもその頃には結構な歳になっているでしょう。やはり子供に親の資産を守ってもらう必要が出てくるかもしれません。
そんな時に子供が頼りになるかどうか。ちゃんと家族の資産を守れるか、営業マンの口車に乗せられないかは子供のマネーリテラシー次第です。
子供への教育もまさに投資活動ですね。
まとめ
- 子供のマネーリテラシーベースは親にあり
- iDeCoなどのお得な制度を活用できる子供になって欲しい
- 最後は親の資産を守れる子供に育てよう
- 教育も投資
関連記事です。お得な制度と言えばiDeCo&NISAですね。利用していますか?

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