通信料金値下げを発表したNTTドコモ(9437)の株価が戻る理由

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まいど!タケよん!(@takeyon7)です。

NTTドコモが発信したIR情報によって株価が急落しています。

前日比で14.7%安とまさに急落ですね。

原因は4,000億円のお客様還元

急落の原因は何でしょうか。それは前日(2018/10/31)に発表された第2四半期の決算説明会資料の中に記載されています。

2019年度早々に安い料金プランを発表することでお客様還元をするとのこと。

NTTドコモ2018年度 第2四半期決算説明会資料より

つまり2019年度は最大4,000億円分は利用者還元によって減益となる見込みです。

4,000億円の減益のインパクトは利益4割減

2018年3月期の業績はNTTドコモ(7413)の営業利益は9,447億円ででした。

ここから4,000億円を利用者に還元すると単純計算で利益は5,400億円程度になってしまいます。

NTTドコモ(9413)の株価はどこまで下がるのか

2018年3月期のEPS(201.73円)と10/31時点の終値(2,844円)で計算するとPERは14.1倍です。

2020年3月期の決算でお客様還元によって利益が4割減った場合、EPSは121円まで落ち込む計算になります。

EPS121円に先ほどのPER14.1倍をかけてはじき出される理論株価は1,706円になります。

なので下がったとしても1,706円が下限でそれ以外は売られすぎと言えます。

ただし利益が減っても純資産は減らないのでPBRは純粋に下がっていく点には注意が必要です。

また、後述する中期経営戦略によると利益の回復見込みもあるのでそこまでは下がらないでしょう。

利益は2023年度に9,900億円に回復する計画

短期的に利益は最大4割落ち込む計算ですが、中期経営戦略によると2023年度には営業利益が9,900億円まで回復させる計画です。

9,900億円といえば2017年度の水準です。

NTTドコモ2018年度 第2四半期決算説明会資料より

中期経営戦略通りに進むなら株価は回復する

計画通りに利益の拡大が進めば2023年度には元通りの利益を確保できるので株価も2,800円程でも今と同じPER水準(14倍)と言う計算になります。

もちろん計画通りに進んでいること、経済市況が冷え込まず今と同程度であることが条件となるので注意が必要です。

「中長期計画は必ずしも達成されるものではない」そう思っている人がいるから株価も下落するわけです。利益回復が約束されていれば今みたいに株価が落ち込むこともありませんからね。

ブログ後記

巨大企業の株価が思ったよりも値を下げていたのでインパクトについて調べて見たのがこの記事の始まりでした。

投資家にとっては利益の放出と言う暗いニュースとなりましたがこれから2023年度までの中長期でキャピタル狙いの投資家にとっては仕込み時かも知れませんね。

投資判断はなかなか難しいですが。

ほな、また。


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