立て続けに書いているIPO銘柄情報です。6/21に3社同時上場のうちの1社です。セキュリティ関連にも強みを持つ企業という事で今後ますます需要の増大が見込めるテーマですね。ただ独立系IT企業という事で競合する企業は多いので今後の飛躍的な成長は難しいと思います。
仮条件が1,600~2,000円に決まりました!(6/1追記)
システムエンジニアであるタケよん!と同じ畑なので「新規上場申請のための有価証券報告書」を読んでも内容が理解しやすいです。
今回もタケよん!は資金の続く限り全力IPO申し込みを続けます!
IPO情報
銘柄 | SIG |
コード | 4386 |
事業内容 | システム開発及びインフラ・ セキュリティサービスの提供 |
上場予定日 | 2018/6/21 |
仮条件 | 1,600~2,000 |
ブックビル期間 | 2018/6/4~6/8 |
期待度 | 〇 |
取り扱い 証券会社 | 岡三証券 SBI証券、 SMBC日興証券 みずほ証券 いちよし証券 極東証券 東洋証券 |
初値は上昇or公募割れ?
初値が上がりやすい条件は揃っています。ただ、同日上場3社が気になりますね。買い圧力も分散される可能性があります。
初値上昇の期待条件の該当/非該当
上昇期待条件に4つ該当します。今回は当選本数が3,427本と少ないので、当選がかなり難しいですが、当選した場合の爆発力は大きいでしょう。
- 単独上場(*1) :非該当
- 旬のテーマ: 該当
- 公開株が少ない(*2):該当
- 新興市場への上場:該当
- 小型IPO(*3):該当
(*1)同日に他に上場する銘柄が無い場合を対象とします。
(*2)当選本数が5,000本未満を対象とします。
(*3)公開規模が10億円未満の小型IPOを対象とします。
公募割れリスク条件の該当/非該当
リスク条件には全て非該当です。ますます期待が高まりますね!同日上場が3社ありますが、規模が小さいので影響は少ないはずです。
- 投資ファンドの出口案件(*4):非該当
- 東証1部/2部上場銘柄:非該当
- 大型IPO(*5):非該当
(*4)投資ファンドの持ち株の大半を売り出す案件(投資ファンドの利益確定案件)の事を出口案件と言います。
(*5)公開規模が100億円を超える大型IPOを対象とします。
会社情報
独立系IT企業として、システム開発事業を行っている会社です。特にITインフラソリューション、セキュリティサービスを主軸としています。システム開発事業では官公庁や金融・サービス業向けの情報システム開発を行っています。MVMO、フィンテック系システム開発なども手掛けているようです。
また、インフラ・セキュリティサービス事業としては上記情報システムを動かすためのサーバやストレージ、ネットワークなどの必要となるシステムインフラの開発・運用を行っています。
従業員数が370人で独立系SIer、上記のように官公庁向け等、割と規模の大きいシステムも手掛けていることから、おそらく大手SIerのパートナー会社として収益を上げていると思われます。
と思えば、やはりそうですね。受注、販売状況から日立製作所やパナソニック系列企業から仕事をもらっているようです。
新規上場申請のための有価証券報告書より
このような事業を行う上では資本=人となりますから急激な成長は難しいと思います。売上、利益を継続的に押し上げるためには従業員を増加させ、かつ同業他社との競争に勝って大手SIerなどから仕事をもらわないといけません。
売上、利益、利益率を確認してみました。売上高は安定的に推移はしているものの大きな成長は遂げていないです。
もしもIPOに当たったら!?
欲に負けないようにIPOに当たった時のルールを書いておきます。
- 公募価格が仮条件の上限以外の時は買わない
- 将来性のある会社でも初値で売却
タケよん!の2018年IPO状況
当選:1件/申し込み30件
当たりますように!
※記事タイトルの期待度表記については以下の基準としています。なお、タケよん!が抽選申し込みをするのは△以上の案件です。
- ◎:初値が公募価格を大きく上回る可能性が極めて高い。
- 〇:初値が公募価格を上回る可能性が高い。
- △:初値が公募価格同等もしくは若干の上昇が見込まれる
- ×:初値が公募価格を下回ることが予想される。
関連記事です。同日である6/21に上場する他のIPO情報です。


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