6/27(水)は4社同時上場のうちの1社です。プロパティデータバンク(3489)は情報・通信業に分類されるクラウド関連銘柄です。
清水建設の社内事業化制度を活用した起業・上場案件ですね。さすが大企業、社内事業化から株式会社を作って上場まで果たしてしまう所がすごいです。そのため、売り出し株放出元の大半が清水建設となっています。
さて、今回もタケよん!は資金の続く限り全力IPO申し込みを続けます!そろそろ当たってほしいところですね。
IPO情報
銘柄 | プロパティデータバンク |
コード | 4389 |
事業内容 | 不動産・施設等の運用管理に関 するクラウドサービスの提供 |
上場予定日 | 2018/6/27 |
仮条件 | 1,660円~1,780円 |
ブックビル期間 | 2018/6/11~6/15 |
期待度 | 〇 |
取り扱い 証券会社 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 極東証券 |
初値は上昇or公募割れ?
初値が上がりやすい条件は揃っています。ただ、同日上場が4社もいる点が懸念ですね。
初値上昇の期待条件の該当/非該当
上昇期待条件に4つも該当します。今回は当選本数が4,347本と今回も当たり本数が少ないです。その分値上がりが期待できますね。
- 単独上場(*1):非該当
- 旬のテーマ: 該当
- 公開株が少ない(*2):該当
- 新興市場への上場:該当
- 小型IPO(*3):該当
(*1)同日に他に上場する銘柄が無い場合を対象とします。
(*2)当選本数が5,000本未満を対象とします。
(*3)公開規模が10億円未満の小型IPOを対象とします。
公募割れリスク条件の該当/非該当
リスク条件には全て非該当です。ひとまず安心と言ったところですね。
- 投資ファンドの出口案件(*4):非該当
- 東証1部/2部上場銘柄:非該当
- 大型IPO(*5):非該当
(*4)投資ファンドの持ち株の大半を売り出す案件(投資ファンドの利益確定案件)の事を出口案件と言います。
(*5)公開規模が100億円を超える大型IPOを対象とします。
会社情報
不動産・施設管理のためのソフトウェアを提供し、統合資産管理クラウドサービスの「@プロパティ」を提供している会社です。
昔はソフトウェアの主流はパッケージソフトウェアでしたが、今ではクラウドサービスをオンラインから利用する形態と言うのも珍しくありません。そして今後はクラウドサービス市場は更に伸びると思われます。
プロパティデータバンク(3489)の事業内容は「@プロパティ」を主とするクラウドサービスの単一セグメントです。月額利用料を徴収するストック型ビジネスであることから安定した収入が見込まれます。
現に平成24年度からの売上高は非常に安定して推移しています。
ただし、IPO銘柄、新興市場と言う成長率が期待される土俵ではあまり目立たない存在となりそうです。なお、自己資本比率は70%台と高水準で安定していることからも手堅い経営基盤を持っていると言えます。
またタケよん!がシステムエンジニアであることからSE視点で分析をすると、クラウドサービスでのストック型ビジネスの場合、システムトラブルや天災などによる大規模災害を原因とするシステム停止が大きなリスクとなります。しかし、プロパティデータバンク(4389)ではクラウドサービスを提供するデータセンターを東京、大阪、福岡と3つのセンター相互バックアップを図りながら運用することで事業継続性を高めています。
中規模の企業であってもそこまで予算をかけられないことがありますが、しっかりとしたリスク対策を行っていることが伺えます。
もしもIPOに当たったら!?
欲に負けないようにIPOに当たった時のルールを書いておきます。
- 公募価格が仮条件の上限以外の時は買わない
- 将来性のある会社でも初値で売却
タケよん!の2018年IPO状況
当選:1件/申し込み36件
当たりますように!
※記事タイトルの期待度表記については以下の基準としています。なお、タケよん!が抽選申し込みをするのは△以上の案件です。
- ◎:初値が公募価格を大きく上回る可能性が極めて高い。
- 〇:初値が公募価格を上回る可能性が高い。
- △:初値が公募価格同等もしくは若干の上昇が見込まれる
- ×:初値が公募価格を下回ることが予想される。
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