今回はマザーズに上場するラクスルの紹介です。先日のエヌリンクス以降IPOがありませんでしたが、約1か月ぶりにIPOが登場しました。今回は印刷事業、運送事業を行うラクスル(4384)の上場です。
2018年になってから始めたIPOですが、今のところキュービーネットホールディングス(6571)しか当選していません。しかも公募割れしました。久しぶりのIPOという事で張り切っています!
IPO情報
銘柄 | ラクスル |
コード | 4384 |
事業内容 | 印刷及び集客支援のシェアリングプラットフォーム 「ラクスル」を中心とした印刷事業、物流のシェア リングプラットフォーム「ハコベル」を中心とした 運送事業等、産業毎のシェアリングプラットフォー ムの創出 |
上場予定日 | 2018/5/31 |
仮条件 | 1,300円 ~ 1,500円 |
ブックビル期間 | 2018/5/16~5/22 |
期待度 | △ |
取り扱い 証券会社 | 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 SBI証券 SMBC日興証券 マネックス証券 |
初値は上昇or公募割れ?
今回はあまり期待が持てないと思われます。理由は当選枚数が多い、出口案件、大型案件です。印刷、運送と事業内容に目新しさはありません。売り上げの大半を支える印刷事業は自社工場を持たない事業体系です。
初値上昇の期待条件の該当/非該当
- 単独上場(*1) :該当
- 旬のテーマ: 非該当
- 公開株が少ない(*2):非該当
- 新興市場への上場:該当(マザーズ)
- 小型IPO(*3):非該当
(*1)同日に他に上場する銘柄が無い場合を対象とします。
(*2)当選本数が5,000本未満を対象とします。
(*3)公開規模が10億円未満の小型IPOを対象とします。
公募割れリスク条件の該当/非該当
- 投資ファンドの出口案件(*4):該当
- 東証1部/2部上場銘柄:非該当
- 大型IPO(*5):該当
(*4)投資ファンドの持ち株を売り出す案件(投資ファンドの利益確定案件)の事を出口案件と言います。
(*5)公開規模が100億円を超える大型IPOを対象とします。
会社情報
主要な事業内容として印刷事業を行っていますが、自社印刷ではなく独自に構築した印刷会社とのネットワークを構築し、印刷工場の非稼働時間帯を活用して受注した印刷業務を委託しています。
印刷事業以外には運送事業も行っていますが、売上高の95%以上を印刷事業にが占めています。事業拡大のために投資をしており、平成24年度より5期連続の赤字となっています。
ユーザー数は着々と増えており、平成27年度に96万ユーザーだったのが、平成28年度には155万ユーザーです。平成29年度は200万ユーザーを超えそうな規模で推移しています。
もしもIPOに当たったら!?
欲に負けないようにIPOに当たった時のルールを書いておきます。
- 公募価格が仮条件の上限以外の時は買わない
- 将来性のある会社でも初値で売却
タケよん!の2018年IPO状況
当選:1件/申し込み25件
当たりますように!
※記事タイトルの期待度表記については以下の基準としています。なお、タケよん!が抽選申し込みをするのは△以上の案件です。
- ◎:初値が公募価格を大きく上回る可能性が極めて高い。
- 〇:初値が公募価格を上回る可能性が高い。
- △:初値が公募価格同等もしくは若干の上昇が見込まれる。
- ×:初値が公募価格を下回ることが予想される。
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