今回は投資中級者以上向けの記事です。
お題はインド株投資です。
タケよん!も2015年より定期買い付けをしていました。今は全てほとんどインデックスファンドに鞍替えしてしまったので買っていませんが、保有は続けています。
一応取引履歴です。
なぜインド株なのか
好調を維持し続ける米国ではなく、なぜ新興国のインドに投資をするのか。それは成長余地が潜んでいると考えているからです。将来的に先進国になる、先進国予備国だと思っています。
その成長余地とは大きく2点あります。
人口ボーナス
人口の推移です。日本は既に頭打ちし、減少傾向になっています。日本の将来は恐ろしいですね。
Google Public Data Explorer より
一方でインドもものすごい成長率で労働人口が増え続けています、世界一の人口にになる日も近いですね。なんせ中国は一人っ子政策で人口を抑制していましたからね。
視点を変えて人口の増加”率”で見てみましょう。日本は2010年ごろからマイナス成長ですね
Google Public Data Explorer より
過去よりインドは中国やアメリカ以上の増加率で人口が増えていることが分かります。
このまま何十年も続けば経済力もアメリカ並みになるかも知れません。
そんな可能性を秘めている国がインドという事です。
GDP成長率
もう一つ、投資対象として魅力的に映る数字があります。GDPです。下図はインド、中国、アメリカのGDP成長率の比較グラフです。
Google Public Data Explorer より
GDP成長率のグラフを見るとインドはアメリカよりも成長していることが分かります。8%近い成長率があります。
インド株に投資する方法
投資対象がインド株式に設定されている投資信託を買う!
「iTrustインド株式」のように投資信託でインド株式市場に上場しているインド株式に投資する方法があります。
楽天証券の場合、買い付け手数料0円で購入することができます。信託報酬は1.48344%とやや高額です。ただし、100円から投資できる点は大きなメリットですね。
iTrustインド株式は今年の4月に設定された投信です。下図は類似投信の「高成長インド・中型株式ファンド」のチャートです。
モーニングスターより
2011年の設定より180%上昇しています。
インド株式ETFを買う
インド株式ETFを買うには東証に上場するNFインドNIFTY50(1678)を利用する方法があります。
チャートは次のようになっています。ボラティリティは高めですが、右肩上がりです。
楽天証券より
しかも東証なので買付手数料も安く済みます。信託報酬は1.026%です。東証ETFだからといって特別安いわけではないですね。
インド株式市場で直接買う
調査しましたが日本の証券会社からはインド株式を直接購入できません。ETFや投信を利用するしかないですね。
まとめ
- インドは人口、GDPのデータを見てもアメリカ以上に成長余地がありそう!
- 投信なら100円からインドへ投資できる!
- 個別銘柄は買えない!
関連記事です。同じ新興国のベトナムについて書きました。

投信の選び方です。

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