まいど!タケよん!(@takeyon7)です。
インデックス積立投資家にお馴染みの三菱UFJ国際投信のeMAXIS SlimシリーズのTOPIX連動タイプと日経平均連動タイプが信託報酬引き下げが発表されました。
「業界最低水準の運用コストをめざし続けるファンド」と言うキャッチコピーの名に恥じぬよう有言実行を続けてくれています。非常に好感が持てる上に、一時的な最安コストのファンドではなく他のファンドのコスト引き下げに追随し、この先も(おそらく)ずっと最安コストなファンドで居続けてくれると思うと長期投資を続けやすいですよね。
金融庁もNISAやつみたてNISA、iDeCoにと長期保有を推奨する制度を推していますから長期保有に値する運用商品が無いと困るわけですよね。そのニーズに当てはまる投信こそがeMAXIS Slimシリーズだと思います。
タケよん!は三菱UFJ国際投信の回し者ではなく、単にそう思って積み立て投資もしているただのブロガーですが。

今回のコスト引き下げ内容
今回は2つのファンドが対象です。いずれも日本株の株価指数に連動するタイプですが、TOPIX連動と日経平均連動の投信です。どちらも0.159%(税別)から0.155%(税別)への引き下げです。
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) | 信託報酬(税別) | 信託法主(税込:8%) |
引下げ前 | 0.15900% | 0.17172% |
引下げ後 | 0.15500% | 0.16740% |
いずれの投信も税込み後(8%)では0.1674%となります。
eMAXIS Slim国内株式(日経平均) | 信託報酬(税別) | 信託法主(税込:8%) |
引下げ前 | 0.15900% | 0.17172% |
引下げ後 | 0.15500% | 0.16740% |
これで同指数を対象とするインデックスファンド内で運用コスト最安の場を守る形となりました。
新コストの適用は2019/2/15からとなりますが、投信の購入を2/15まで待つ必要は一切ありません。理由は信託報酬は日々かかるコストであり、既に保有している投信であっても2/15以降は新コストで運用してもらえるためです。
日本株連動投信のコスト競争は混戦模様、ニッセイAMは参戦するのか
eMAXIS Slimシリーズの引き下げで日本株の株価指数連動投信の混戦模様が激しくなっています。
わずか0.004%差の中で各社競合しています。やはり1位であることは大切ですね。2位じゃダメなんですね。
順位 | TOPIX連動投信 | 運用コスト(税別) |
1 | eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) | 0.15500% |
2 | Smart-i TOPIXインデックス | 0.15500% |
3 | <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0.15900% |
4 | iFreeTOPIXインデックス | 0.15900% |
となるとコストで抜かれて最安でなくなったニッセイAMや、コストで並ばれてしまったりそなAMの次の動向、そしてまた「業界最低水準の運用コストをめざし続けるファンド」が対抗してくるのかが気になりますね。
いずれにせよ我々個人投資家にとっては良いことです。
ほなまた。
前回は海外の株式へ投資する投信の手数料を下げていましたね。今度は国内株式えした。

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