アクティブファンドは不要!結局インデックスファンドでええやん!

インデックスファンドとアクティブファンド論争は持ち家vs賃貸のように答えの出ない不毛な議論なのかも知れません。

ここではタケよん!の一個人投資家の端くれとしての見解を示します。長期投資を前提に置くと、アクティブファンドはポートフォリオに不要

投資信託を買う目的はなんですか?

資産を可能な限り増やすこと。しかもできれば安定的に。これに尽きると思います。

つまり良いファンドは資産が順調に増えるファンドであり、悪いファンドは資産が順調に減るファンドです。

手数料が安いファンドが良いファンドとは限りません。手数料がバカ高くても資産が長期にわたって順調に増えるファンドがあればそれは良いファンドです。

投資成績はインデックスの方が優れている事が多い

巷でよく聞くこの言葉「投資成績はアクティブファンドよりインデックスファンドのほうが優れている」の根拠を調べてみました。

まずこのグラフを見てください。何の割合を示すグラフか分かりますか?


(データ出典元:SPIVA®U.S. Scorecard (2017))

S&P500インデックス指数よりも好成績を残せたアクティブファンドの割合です。

10年スパンの勝負でS&P500に勝てたファンドはたった1割だけでしたと言うことです。残りの9割はインデックスファンドに劣後しています。

金融先進国で優秀なファンドマネージャーが世界中から集まる米国のファンドでもこの有様です。

残り数パーセントの長期に渡ってインデックスを上回るアクティブファンドを見つけられたら良いのですが…割合は上記の通り少ないです。

日本でもひふみ投信とかジェイリバイブとか高成績な投信もあるよ?

これもまた事実です。すべてのアクティブファンドが悪いとは限りません。

高リターンをもたらしてくれる投資信託があるのも事実です。

ただ…良いアクティブファンドだけを選んで投資することはできますか?私にはその自信はありません。たくさんのハズレファンドを保有する事でしょう。

ひふみ投信はもともと日本の中・小型株の中から割安放置されている銘柄を独自の調査で見抜いて先行投資することを得意としてきました。

しかしテレビで取り上げられ、ネットで話題になり、総資産額が1,400億まで増えました。


レオス・キャピタルワークス株式会社より引用

結果、ひふみ投信が得意とする小型優良株への投資が難しくなり今では構成銘柄にもAmazonやマイクロソフトなど米国巨大企業が登場するようになりました。

コード銘柄組入比率
AMZNAmazon2.1%
3349コスモス薬品2.0%
VVISA1.9%
MSFTMicrosoft1.9%
1951協和エクシオ1.8%
9435光通信1.7%
8439東京センチュリー1.7%
7518ネットワンシステムズ1.6%
3765ガンホー・オンライン・エンターテイメント1.5%
1414ショーボンドホールディングス1.5%

優良アクティブファンドを事前に見抜けるか?

このような優良アクティブファンドを事前に見抜いて仕込んでおくことは難しいです。少なくとも私には無理です。

もしアクティブファンドを狙うなら複数の優良候補となる投信を選んで仕込んで値上がりを待つことになるでしょう。

一部の投信が化けたとしても複数の投信を持っている時点で平均化され、成績は市場平均に収束して行きます。

結果、得られるリターンは市場平均つまりインデックスファンド並となるわけです。意味ないですよね。

ボディブローのように効いてる信託報酬

ここまでで優良アクティブファンドだけを事前に仕込むことは難しい。複数のアクティブファンドを仕込むと結局市場平均に収束する。

その結果インデックスファンドの成績と変わらなくなると説いてきました。

そして表れてくるのが手数料の差ですね。インデックスファンドは手数料が安く、アクティブファンドは手数料が高いのは常識です。

下はつみたてNISAで買うことのできるアクティブファンドとインデックスファンドの信託報酬の平均値です。

仕組み上当然ですが、その差は歴然です。

インデックスアクティブ
国内株式0.27%0.95%
海外株式0.33%1.50%

まとめ

  • 良い投信は資産を増やしてくれる投信
  • 9割のアクティブファンドはインデックスファンドに勝てない
  • 長期的には複数のアクティブファンドを保有してもインデックスに収束するだけ
  • 手数料分インデックスに負ける
  • 長期投資をするならインデックス投信だけで良い

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