日本株式を投資対象とするインデックス投信の中で各手数料が最低コストの投信です。もちろん購入手数料はゼロ円です。インデックス投信は投資対象が同じなら同じ値動きをするので投信選びの決め手は「コストが安いこと」です。
その条件にピッタリ合致するのがニッセイアセットマネジメントが運用する「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」です。
ちなみにこの投資信託はタケよん!も保有しています。
2017年2月からの保有です。保有は少額ですが11.57%の上昇です。今年1月時点では+25%程度まで評価益が伸びていたのですが、少し目減りしてしまいました。
目次
ニッセイTOPIXインデックスファンドの特徴
ニッセイアセットマネジメント株式会社が運用する投信でベンチマークとする対象インデックスはTOPIX(東証株価指数)(配当込み)です。
下表は組み入れ上位10銘柄とその比率(比率A)と、もう一つの数字です。さて、この比率Bとは何を表しているでしょう。答えは表の下に書きます。
銘柄 | 比率A | 比率B |
トヨタ自動車 | 3.4% | 3.5% |
三菱UFJフィナンシャルグループ | 2.0% | 2.1% |
ソフトバンクグループ | 1.4% | 1.6% |
日本電信電話 | 1.4% | 1.4% |
ソニー | 1.4% | 1.4% |
三井住友フィナンシャルグループ | 1.4% | 1.4% |
本田技研工業 | 1.3% | 1.4% |
キーエンス | 1.3% | 1.3% |
任天堂 | 1.2% | 1.2% |
みずほフィナンシャルグループ | 1.0% | 1.1% |
比率Bの答えは日本取引所グループ(JPX)が公表しているTOPIXの構成銘柄のウエイト(リンク先のエクセル資料が開きます)です。指数連動を目指しているファンドなのでこのウエイトに似通って当然ですよね。
ニッセイTOPIXインデックスファンドの購入手数料は?信託報酬は?
このファンドの良いところはとにかく低コストであることです。もちろん購入手数料はゼロ!信託報酬も日本株式を投資対象とするインデックス投信の中で信託報酬が最低の0.17172%です。
もちろん解約時の信託財産留保額も不要です。ここ最近低コストで運用できる良質なインデックス投信が増えてきましたね。
ニッセイTOPIXインデックスファンドの分配金は?
2015年4月に運用が開始されて以降、決算を3度迎えていますが、いずれも分配金は発生していません。分配金を支払って再投資するよりは投資家に分配せずにファンド内で再投資した方が税金が引かれずにパフォーマンスが上がるため、投資効率面でメリットがあります。
おそらく今後も分配金は支払われないでしょう。これは長期投資をする上ではメリットとなります。
ニッセイTOPIXインデックスファンドのパフォーマンスは?
インデックスファンドですのでベンチマークどおり推移していれば問題ありません。
純資産額も着々と積み上がり、150億円を超えています。早期償還リスクを排除するために、長期運用をする上では純資産額が一定額以上のファンドを選ぶ必要がありますが、問題ないでしょう。
ニッセイTOPIXインデックスファンドのライバルは?
低信託報酬の日本株式型インデックスファンドがライバルとなってきます。
ライバルは三菱UFJ国際投信の運用するeMAXISSlim国内株式(TOPIX)が信託報酬が同率で0.17172%です。また次点では三井住友アセットマネジメントの運用する三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドが信託報酬0.1728%と、ほぼ誤差の範囲内で追随しています。
関連記事です。ライバルであげたeMAXISSlim国内株式(TOPIX)の紹介記事です。

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