投信積立設定を変更しました(前編)~意味ある分散投資~の続きです。
アセットアロケーション
まずどの資産にどの割合で投資するかを決めました。
まず、わたくし、タケよん!のプロファイルを申しますと、現在35歳、既婚、会社勤めで安定収入あり。奥さんは専業主婦で子供は小学生が一人、自宅も購入済みです。自宅を除く資産額は数百万程度です。次の大きな支出は子供の教育費用となる予定。
自分で言うのもなんですが、なかなかの中流階級モデルケースではないでしょうか。
定年を65歳とすると30年の運用期間を取ることができます。なので株式を中心としたアセットアロケーションでよいと考えます。また下記アロケーションから現金は抜いています。現金は資産の何割を持つと言う考え方はあっていないと思います。
私の考えはこうです。手元にキャッシュ100~200万あれば十分だと思います。3~4か月分程度の生活費ですね。
それ以上の額が必要になれば投信などを別途解約すれば良いです。解約、手元の銀行口座に送金で1週間程度必要ですが、いきなり明日までに数百万必要とはならないでしょう。
大きな病気をしていたけど退院するとか、車を購入するとか、子供の私立大学の学費を払うにせよ支払期日まで1週間以上は普通あるでしょう。
なので資産の何割とかではなく、現金は手元に最低100万円あればよいと考えます。長くなりましたが、タケよん!が考えたアロケーションは次の内容です。
- 株式 :70%
- 不動産:15%
- 債券 :15%
さらに各アロケーションの中で国内、先進国、新興国の割合を決めていきます。
日本も先進国のうちの1つなので日本と先進国を分けて考える必要があるか悩みました。が、日本に住み、日本円で給料をもらっているので一応分けて考えていきます。
- 株式 :70%
- 国内 :15%
- 先進国:35%
- 新興国:20%
- 不動産:15%
- 国内 :10%
- 先進国: 5%
- 新興国: 0%
- 債券 :15%
- 国内 :10%
- 先進国: 5%
- 新興国: 0%
地域別の割合で見ると国内35%、先進国45%、新興国20%です。まぁこんなもんでしょうか。
もう少し先進国よりにしても良いかもしれませんが、いったんこれで様子を見て新たな思いがあればリバランスしていきたいと思います。
新興国は株式のみです。先進国不動産、先進国債券はリスクに見合う期待値が無い。そもそも低信託報酬の投信が無いとの理由からアロケーションから外しています。
投信選定
今回、投信についても調べていく中で、とある投信の設計方針に魅力を感じたものがあります。
それは「eMAXIS Slimシリーズ」です。これは三菱UFJ国際投信が運用しているファンドなのですが、以下の素晴らしい指針を掲げています。
多くの方に資産形成ツールとして、よりお役立ていただけるよう、イーマクシス スリムは、業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざします。
とまさに携帯キャリアで言うソフトバンク、MVMOならDMMモバイルみたいですね。なので各アセットアロケーションにeMAXIS Slimがあれば組み入れていきます。
投信設定のルールはこうです。
- eMAXIS Slimがあれば採用
- 無ければインデックスファンドで信託報酬が最安の投信
わかりやすいですね。基本的にはインデックスファンドですが面白みに欠けるので、男なら一発逆転、ブログのネタにもなるし、お楽しみ要素も含ませる形で一部アクティブファンドを採用しています。
なお今後、楽天証券でeMAXIS Slim全世界株の販売が予定されているらしいので先進国株式枠に組み込みたいと思います。全世界なので微妙に枠からはみ出ますが。
- 株式(70%)
- 国内(15%)
- eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
- SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ
- ひふみプラス
- 先進国(35%)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- 新興国(20%)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- 国内(15%)
- 不動産(15%)
- 国内(10%)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
- 先進国(5%)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
- 国内(10%)
- 債券(15%)
- 国内(10%)
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- 先進国(5%)
- eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
- 国内(10%)
積み立て設定
ちなみに積み立て再設定前の画像を記念に。31件のファンドを積み立て設定していました(笑)
全解除後、再度設定しなおしました。ちなみに楽天証券では引き落とし方法が証券口座内、楽天カード、銀行の自動引き落としと選べるのでうまく組み合わせています。
楽天カードは給与振込口座からの引き落としなので、いわゆる先取り貯蓄ですね。銀行は現金貯蓄用口座からの引き落としです。
銀行の場合、積み立て日を選べるので何となく分散しています。
月10万円でちょうど年間120万円のNISA枠となります。今後のリバランスの際は新規積み立ての金額を変更してリバランスを行います。
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